しあわせ。 ページ20
そして数年後ーー。
私達は高校、大学を卒業した。
今は同棲しており、堅治も私も働いている。
そして、今日は何回目かの付き合った記念日。
堅治はディナーに連れて行ってくれて、フルコースを食べた。
夜景が見える、綺麗な所だった。
もうそろそろお会計かな、と思い、声をかけようとすると、堅治が先に口を開けた。
「あのさ、俺ら付き合ってもう長いこと経つだろ?同棲もしてるし、それなりのこともした。」
「今回プレゼントするのは、まだ後二つあるんだ」
堅治は私の方に来る。
え、まさか、
「今回プレゼントするのは、
うそ、
「結婚してください。」
そう言って、片足で跪いて小さな箱を開ける。
そこには、綺麗なダイヤモンドの入った、指輪が入っていた。
ぶわっと涙が溢れてくる。こんなに嬉しいのは付き合った時と同棲許可もらったとき以来かもしれない。
『…はい!』
周りからたくさんの拍手があがった。
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きゃらめる - マジでいいお話でしたっ!!あざっしたぁ‼ (2022年2月4日 17時) (レス) @page24 id: a4a83dd5a6 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - 僕も二口推しです! 僕呼びですが一応(?)女子です!よろしくお願いします。 (2022年2月4日 16時) (レス) id: a4a83dd5a6 (このIDを非表示/違反報告)
莉子(プロフ) - 紺さん» ですよね!!にろちゃん!!かわいいです!!!最高だなんて……ありがとうございます!! (2019年7月11日 23時) (レス) id: c2f9e88004 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - 二口可愛いです!いやもうほんとに最高ですね! (2019年7月11日 22時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:莉子 | 作成日時:2019年7月7日 13時