中高生編14 ページ16
風の噂でAが俺の高校に入学するってことを聞いた。
そしては女遊びをやめた。
高2になってこーすけとフジとそしてヒラと同じクラスになり4人で一緒に行動することが増えた。
早くも高1の中で1番美人と噂になっているAと廊下ですれ違っても2人とも他人を装って通り過ぎるだけ。
こーすけにも俺がAと付き合ってたことは黙っていてもらった。
けど他にも同じ中学出身のやつらがいるにも関わらず俺とAが付き合っていたという噂が流れることはなかった。
でも、俺にはAとちゃんと話しておきたかったことがあった。
だから一度だけAのことを呼び出した。
「久しぶりだな、A。」
「そうだね、颯太。」
久しぶりにちゃんと見たAの姿は中学生のAより遥かに大人になっていて。
ちゃんと高校生って感じがした。
「......高校慣れたか？」
「うん。」
「......悪かった。俺、何も知らなくてこーすけから色々聞いてめちゃくちゃ後悔して「謝らないで。」」
Aが俺の言葉を遮った。
「悪いのは私だから。颯太に嫌われて当然のことしたから。だから謝らないで。」
「Aは悪くない！何にも悪くない！守ってやれなかった俺が悪いんだ。俺は今でも...」
Aが好きだ。
出かけてるのに出ない
すぐそこまで言葉はやってきているのにAに届くことのないAに1番伝えたい俺の言葉。
「......颯太......ううん、キヨくん。」
キヨくん......か。
「これからは...友達として...仲良くしよう？」
鼻をすする音。
Aの頬を伝うその涙を手で拭ってやりたいけど今の俺にそんなことができる権利なんてない
「そうだな。これからは友達として......よろしく。」
お互い無理に笑顔を作って握手をして別れた。
もう俺らは元には戻れない。
俺とAとの恋は幕を閉じた。
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りつき(プロフ) - ひいろさん» 気付いてもらってよかったです笑 これからもよろしくお願いします！！フォローありがとうございます！ (2015年6月16日 3時) (
レス) id: 324ea3c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひいろ(プロフ) - 更新まだかなーとすごーーく待っていたら2ndのほうをお気に入り登録してなかったということに今気づきました。気づけてよかったです(震え声) Twitterフォローさせていただきましたー！ (2015年6月16日 1時) (レス) id: 9a7f4b8a13 (このIDを非表示/違反報告)
りつき(プロフ) - ひいろさん» コメントありがとうございます。私自身、日本語が得意ではないので結構勉強しています笑 素敵な文なんて本当に最高の褒め言葉です！！頑張って続き書いていきます！これからもよろしくおねがいします！ (2015年5月24日 0時) (レス) id: 324ea3c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
りつき(プロフ) - えおーん。さん» コメントありがとうございます。読みやすいと言っていただけるなんて......本当に嬉しいです。更新頑張っていきます！これからもよろしくおねがいします！ (2015年5月24日 0時) (レス) id: 324ea3c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
ひいろ(プロフ) - コメント失礼します。素敵な文だなぁと思っていたらLAのJKと知りとてもびっくりしました。続き楽しみにしてます！ (2015年5月23日 5時) (レス) id: 9a7f4b8a13 (このIDを非表示/違反報告)
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