#50 スクラップ置き場の二人 ページ7
ーーー岡島side.
さっきまで、8人で作戦会議をしていた。
時計を見れば、9時ぐらいだった。
俺は閉店ギリギリの喫茶店の自転車置き場に立ち、
独りで白い息を吐いていた。
そんな俺に、近付いてくる人が居た。
暗闇に目を凝らし、よく見ると
その人は、菅谷だった。
岡島[よぉ、菅谷。
どうしたんだ?]
菅谷の方も、白い息を吐いていた。
そして、ケラケラと笑った。
菅谷[いや、俺もここに自転車置いたんだよ。
あ、あとさ、、、]
ためらうように菅谷は下を向いた。
岡島[悩みなら、俺が聞くぞ?
役に立てるか分からんけどなw]
俺がそうカラリと言うと、菅谷の表情が明るくなったように感じた。
菅谷[あのさ、、、
今日、俺ん家来ない?
親が工芸店の仕事で帰ってこないんだよ。
だから、、、]
岡島[ははは、
菅谷、寂しいのか?
いいよ。行くよ。まあ、いっつも世話になってるし。
シャワー借りてもいいなら行く。]
菅谷は大きく頷いた。
菅谷の親は、工芸店を営んでいる。
そのせいで親が帰ってこない事がよくある。
だから、防犯も兼ねて菅谷の家に時々泊まりに行くのだ。
ちなみに服とかも菅谷の家にあるので、手ぶらで行ける。
簡単に言えば、俺と菅谷は血の繋がっていない親戚、みたいなものだ。
菅谷[うん。
あんがと]
岡島[おう]
そう言った二人は
同時に空を見上げ、
星の煌めく闇に向かって
白く息を吐き出した。
、
#51 スクラップ置き場の二人 その2→←#49 矢田[さっきのつ、づ、き☆]
キャラから一言。
竹林[フッ…二次元こそ正義…]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「暗殺教室」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひすいはいれもん(れもちゃんねる)(プロフ) - カヨ林檎さん» ありがとうございます！頻度は少なくなるかもですが、頑張ります♪ (2018年4月29日 7時) (
レス) id: 0d7621b645 (このIDを非表示/違反報告)
カヨ林檎(プロフ) - 凄く面白いです！更新楽しみにしてます！ (2018年4月28日 20時) (レス) id: bd6a87d17a (このIDを非表示/違反報告)
ひすいはいれもん(れもちゃんねる)(プロフ) - 香里奈さん» ありがとうございます!!楽しみにしていて下さい♪ (2018年4月22日 13時) (レス) id: 0d7621b645 (このIDを非表示/違反報告)
香里奈 - 面白いです！これからどうなるのか楽しみです♪ (2018年4月22日 11時) (レス) id: 7e5dd912fe (このIDを非表示/違反報告)
ひすいはいれもん(れもちゃんねる)(プロフ) - 暗殺教室大好き！さん» ありがとうございます!!頑張ります♪ (2018年4月11日 6時) (レス) id: 0d7621b645 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひすいはいれもん | 作成日時：2017年12月17日 10時
