[暗殺教室]リアル鬼ごっこ、しよう? (ページ5)

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#5　3-E編入生は地味女子　その2 ページ5

ﾂｶ

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私はゆっくりと教卓に歩み寄った。

私はごくりと唾を飲み、口を開いた。

A[こんにちは！皆さん、初めまして！海松川A、と言います！
これから、えーと···2ヶ月位しかないですが、宜しくお願いします！!]

なるべく好印象に見えるよう、私は作り笑いを顔に浮かべた。

カエデ[あっ!君！前、全校集会の時、皆は笑ってたけど、貴女だけ笑ってなかったよね?]

緑色の髪をツインテールにした子が、ガタッと椅子を立って、言った。

殺せんせー[海松川さん、つまり貴女は我々3年E組を差別していなかった、と言うことですね？]

ｼｨｨﾝ···

A(えっ?差別しなかったらダメなの？え?なにこの沈黙!!うわああぁぁ!!!
クラスに来て早々、ヤッチマッタァァァ)

私が独りで焦っているとき、急に殺せんせーの顔に赤いマルが出た。

殺せんせー[まさか!このクラスを差別していない人がいるとは!!
海松川さん！貴女も今日からこのクラスの立派な一員です!!]

·········

岡島[や···]

中村[やっ······]

[[[[[[やっったああああぁぁぁぁああ!!]]]]]]

A[え···?]ｷｮﾄﾝ

寺坂[まさか俺たちのことを嘲笑わない奴が居たなんてなぁ！!]

業[わー、寺坂くんが喜んでるー。ｷﾓｰｲ]

寺坂[何だと業！?]

村松[落ち着け！寺坂！]

吉田[まずは新しい仲間が出来たことに喜べよ！]

カエデ[やったね♪渚！!]

渚[うん!そうだね!!]

きゃあきゃあ!わいわい!

殺せんせー[一回皆静かにー!では、海松川さん、貴女の席はあのみつ編みの女の子、奥田さんと言います、奥田さんの後ろの席ですよ！]

私は席に着いた。

愛美[Aさん…ですよね？良かった！私は奥田愛美、です!これから何か分からないことがあったら、遠慮せず、E組の皆さんに聞くといいですよ！あ!勿論、私にでも…]ﾓｼﾞﾓｼﾞ

A[うん!ありがとー！愛美···[まなみん]って、呼んでもいいかな？]

愛美[はっ!はいっ!!]ｶｱｧ

業[俺は業。赤羽業だよー]

糸成[糸成だ。よろしく。]

A[カルマにイトナ、みんな、これからよろしくねっ!!!]

ヤバい

友達が居るって、めっちゃめちゃ、楽しい！!！

でも、今の私は知らなかった。この平和な日々がもうすぐ、終わりを告げる事を。