[暗殺教室]リアル鬼ごっこ、しよう?

#32　時計の針が、ぴったり合うとき。 ページ38

ーーー海松川side.



倉橋[あ!11時50分！もうそろそろ行った方が良くない？]

岡島[そうだな〜行くか！]


ーーーどうやら皆は私ととーかが居なくなっていたことに気付いてないよう。


矢田[ここは杉野くん家の近くだから、学校はあっちだよ〜！]

木村[おう!サンキュー!!矢田!!]

A(さすがとーか!すぐ馴染む!めっちゃ自然だった今の混じり方!!)

矢田(ふふふ、伊達に交渉術は習ってないわ)

A(あ、ちょっと黒い面出たw)

A[早くしないと、12時になっちゃうよ!!]

三村[皆、少し急ごうか。]

不破[うん!!]


ﾀﾀﾀﾀｯ


8人の中学3年生が、裏山を走り抜けた。



私たちは、急いで学校へ向かった。






菅谷[あー、やっと着いたぁ。]

A[そんな走ってないでしょ、、、]

矢田[みんな〜！お待たせ〜！]

とーかが手を振った。



先に来ていた皆が、私たちに気付いて、手を振り返してくれた。

前原[大丈夫だ。俺たちもまだ来たばっか。]

村松[俺らが一番に着いたんだぜ！]

竹林[まぁ、村松くんたちが早く来れたのは僕のおかげだけどね]メガネｸｲｯ


ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ!!


その時、イソが手を打った。

磯貝[皆、今12時だ。12時といえば?]

菅谷[昼御飯か?]


片岡[大正解!!]

磯貝[実は、原さんが皆の分の昼御飯、作ってきてくれたんだ!!]

原[私にはそれぐらいしか出来ること、無いからね。

じゃあ、皆、好きなだけ食べて!!]



皆は急に真顔になった。


そして、、、




全[[[[お母さん!!!!あざあーーーーーーよす!!!!]]]]


全員で頭を目一杯下げ、


一目散にご飯の袋へ走った。





ーーー鬼ごっこの恐怖を忘れた時間だった。

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今日のラッキーE組パーソン!!

自律思考固定砲台(律)

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