[暗殺教室]リアル鬼ごっこ、しよう? (ページ32)

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#28　足の速い彼はページ32

ーー海松川side.

私は今、ひーろー君と

町の方へ逃げています！

ハァッ、ハア!

にしても、ひーろー君、足速い、、、。

木村[遅いぞ～置いてくぞ～]

ちょっと馬鹿にしてくるので、むきになってついてってます☆

あれ?これは私のやる気を引き出しているのでは？

あ、あざぁーす!ひーろーさま!

木村[気持ちわりぃこと考えてなくて良いから、
早く駅の方に逃げるぞー！]

ﾑｶ。

A[おい待てやジャスティィス！]ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ

木村[うわあ!急に早くなったあぁ！
そのまま行くぞぉ！]ﾊﾞｼｭｯ

、、、また利用された私の性格。

私たち、駅前でみむにゃ&ユヅキペアと待ち合わせているんです!

実は！

え?だって、人多い方が、戦えるでしょ？

え?[ダブルデートじゃ無いの？ﾆﾔﾆﾔ]?

、、、んな訳ナイデショ!リアル鬼ごっこ中だよ?命狙われてるんだよ？

そんなのんきにダブルデートしてる場合じゃないの!今は！

またどうでも良いこと考えてひーろー君に変な目で見られる寸前に、

駅についた。

そこにはもう、みむにゃとユヅキが居た。

三村[おっす]

優月[ちわぁす!]

木村[よお]

A[はろー!]

統一されない挨拶をして、待ち合わせの本題へ入った。

その本題、とは、

律からのメールの事だった。

三村[何か俺と竹林、杉野のスマホにだけメールが来たらしい。
俺が考えるには、
メールを見たい→俺、竹林、杉野の誰かのところに集まる→
人が多い方が安全！ということだと思うんだが？]

三人[[[おぉ!!!]]]ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

さすが頭脳派！

そこにとらとそーすけ、くらひなっちととーかが合流した。

岡島[わりぃ、ちょっと遅くなった。]

木村[全然。俺らも今ついたとこ。]

矢田[で、三村くん、メールは?]

三村[あぁ、ほら。]

そう言ってみむにゃは手袋をはずし、皆にスマホの画面を見せた。

ｺﾞｸ、、、

緊張する。

そこには、