[暗殺教室]リアル鬼ごっこ、しよう? (ページ18)

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#15　作戦は、、ページ18

ーーー次の日の朝。

私は緊張であまり眠れなかったので、早く起きた。

時計を見れば、午前5時。

まだ時間はあるなぁ。心の準備をしておこう。

息をぉ～

吸ってぇ～吐いてぇ～

その時、私のスマホに[ピロリロン♪]と、着信が来た。

ユヅキこと、不破優月からだった。

不破優月＜みる～(+～+)起きちゃったりしてない?＞

＜寝てる？＞

＜不破ちゃん、ちょっと誰かとお話ししたいなぁ～♪＞

＜(|×|)ｼﾞｨｰ＞

、、、

ユヅキ、こんな感じの子なんだ、、、

miru＜うん、、、いいよ、ユヅキん家行けばいい?＞

不破優月＜おけ～！準備しとく～＞

私はパンを一枚くわえてユヅキの家に行った。

ピンポーン♪

ｶﾞﾁｬ

すぐにユヅキが出てきて、ドアを開けてくれた。

優月[みる?どうぞ～入って～♪]

A[お邪魔しまーす]

ーーーユヅキの部屋にて

優月[今日の準備、持ってきた？]

A[うん。持ってきたよ～。家が近いからって取りに行くのは面倒だし。]

そうしたら、ユヅキは急に真面目な顔になった。

優月[ねー、みるは、ホントに＜リアル鬼ごっこ＞が開催されると思う?]

私は少し悩んでから、言った。

A[うん。やると思うよ。私たちが落ちこぼれだというのは本当だし。
私はあんまり、血を見たくないから、正直やりたくないけど。]

優月[それは私も思った。寺坂は簡単じゃねぇか！とか言ってたけど、
小さくなっても殺せんせーは殺せんせー。あの超生物を殺せない私たちが、その超生物に捕まらない訳がない。まぁ、＜捕まえる＞じゃなくて＜殺る＞、だけどね、、、]

ユヅキは下を向いて、小さく息を吐いた。

A[絶対に、逃げ切ろうね？]

優月[う、うん!!]

私たちがそう言って笑ったとき、

ジリリリンジリリリン

ユヅキのスマホから、

6時30分のアラームが、鳴り響いた。

あと2時間30分後、こわい、こわい、げえむが、幕を開ける。

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