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ﾘﾝｯ…
チリンと鳴り響くベールの音
男は気が付けばどこかの塔の上にいる
「なんだ！？なんなんだここは！！？」
'『ここはノートルダム大聖堂ですわ。お兄様』'
「っ！A…お前は俺に何をしようとしてるのか分かっているのか？このまま俺を殺せば初めて殺した男だ！！一生！その脳裏に！焼き付けられる！！」
'『何を言っていらっしゃるんですか？貴方はこの御本の力を手に入れた時点で魂は回収され…人々の記憶からも消されるのですよ？』'
「なっ！！？そんなもの聞いていない！！」
'『言っているのに聞いていないあなたが悪いんですよ。』'
ｺﾞｫﾝ…
「ひっ！！や、やめろ…」
'『鐘が鳴った…それでは』'
「やめてくれ！！」
'「さようなら」'
「やめてくれA！！！」
"『'誰かさん'』"ﾆｺｯ
「っ！！！！」
悲鳴をあげ塔の上から落ちていく男
断罪の炎は正義か悪か
ヴィランズの様に素敵な死を迎えられてよかったですね'誰か様'
ﾌﾗｯ
ﾄﾞｻｯ…
「…魔力に耐えられなかったか」
♥「気絶してる？」
「見てぇだな」
♥「…Aちゃん頑張ってたよ。俺の事…守ろうとしてくれた」
"「お願い！力を貸して！」"
♥「使うつもり無かったのに魔法使っちゃったよ」
「俺たちはあんくらいじゃ死なねぇからな」
♥「それもこの娘は知らないんだろ？」
「当たり前だ。んな事教えたら身を挺して俺を守ろうとしやがる」
♥「親バカ？」
「親は卒業済みだ」
♥「ふーん。…で？その本とこの男どうするの？」
「Aの中ではこいつ、アースラ様の魔法で死んだ事になってる。…つまりどうしようと俺の勝手ということだ」
♥「…君やり始めるとエグそうだよね」
「別に人間に興味があるわけじゃねぇがこいつは別だからな。」ｽｯ
ｺﾞｫｫｵ！
ジョーの魔法により一瞬で灰になった魔法の本
「義兄様にはじっくり、たっぷり、お礼を言わねぇとなぁ…」ﾆﾔｧ…
♥「…じゃあAちゃんは俺が部屋に届け」
「それは俺がやる…さっきちと厳しくし過ぎたからな、甘やかしてやってくる」
♥「…そ。じゃ、俺は部屋に戻るね〜♪」
「おい」
♥「ん？なんだい？」
「…なんで嫌われてるのをわかっててあいつを'守ってた'？」
♥「…俺好きなの娘の怒った顔結構好きなんだよね(笑)」
「なっ！！？」
♥「じゃーねー♪」ｽｩｩ…
そういい消えていくジャックハート
「…なんつーか」
「うちのお姫様は王子様が沢山いやがるぜ…」ﾁｭｯ
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りあん(プロフ) - ののさん» わー！ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
のの - な、なんていい話… (2018年3月27日 15時) (レス) id: aab11a0598 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - ちょこさん» ちょこさんコメントありがとうございます！長いのに一気とは(笑） 嬉しいですヾ(*´∀｀*)ﾉ (2018年3月25日 22時) (レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 素敵です！一気に読んじゃいました(^^) (2018年3月25日 21時) (レス) id: d9a05f340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあん | 作成日時：2018年1月13日 1時
