P.19 ふれあい ページ17
『ハッピー…ヴィランズ〜』
やっと一人の仕事もなれてきてファンの人もつくようになった
大抵聞かれるのは
「エイトフットさんとどういう関係なんですか！！」
と血眼で聞かれます。
ジョーと打合せした結果
『…主と下僕でございます』
キャーと言われるけどあれはどういうことなんだ？
「あの」
『はい』
ふと声をかけられたのは私と似た色の髪をした男性
『(珍しいな…)』
「…俺あなたのファンなんです握手してもらえませんか」
『ええ、いいですよ』ｽｯ
ｷﾞｭｯ
襟袖から見えたのは
(火傷のあと…？)
「ありがとうございます。」
顔は見えない男性は私の手を握り返した
ちょっと強めに握られすぐにスッと離された
『(なんだろう…この感じ…)いえ』
すっと離れて他のテーブルをまわる
ぞわ！！！
『っぅ！』ﾊﾞｯ!
♥「おっと！急に振り向かないでよ」
今の感じ…
『…なにかしましたか』
♥「別に何もしてないよ！！君に手を出すとジョーに怒られるからね！」
「「え！どういうことですか！！？」」
近くのテーブルの方に問い詰められる
その隙にさっと離れるジャックハート
あの感じは…
『(ジョーと初めてここに来た時に感じたのと同じだ…)』
もしかしてあの時も…
♥「はーい！ハッピーハロウィン♪」
あいつ…居たのか…？
やはり危険だ…あの男…
………
その日の夜
「ジャックハートが？」
『はい、あの嫌な殺気は彼の物です』
「あいつがねぇ…動機はなんだ？」
『それは…』
「…相手を疑うことに疑念を持つのはかまねぇよ。だけど、俺達は一応"仕事仲間"だ。仲間を疑うのはよせ」
『…』
「一応気にしておいてはやるよ。」
『…んだ』
「あ？」
『ジョーは…私より彼らを取るんですか』
「そういう話じゃないだろ。仕事とプライベートは別って話だ」
『嘘つき！貴方はここに来てから変わった！私より仕事をとるようになった！仕事が出来ても誉めてくれない！一緒に仕事ができるようになったのに！！…私ばかり喜んでる』
「……んなことねぇっt」バシッ！
『…ジョーなんて…嫌いっ』
バン！
「……あのガキ…少しは心も大人になれっての」
『私…何してるんだろ…』
一人で勝手に怒って、部屋を飛び出すなんて
『こんなの子供じゃない…』
…でも追いかけてきてもくれないんだ
『…ばか』
「誰が馬鹿だって？」
『！？』ﾊﾞｯ!
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りあん(プロフ) - ののさん» わー！ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
のの - な、なんていい話… (2018年3月27日 15時) (レス) id: aab11a0598 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - ちょこさん» ちょこさんコメントありがとうございます！長いのに一気とは(笑） 嬉しいですヾ(*´∀｀*)ﾉ (2018年3月25日 22時) (レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 素敵です！一気に読んじゃいました(^^) (2018年3月25日 21時) (レス) id: d9a05f340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあん | 作成日時：2018年1月13日 1時
