P.16 エイトフットのジョー ページ11
昨夜何があったのか壁に空いた穴を見て大体予想できた
お前の部下は恐ろしいな、なんてマルフィに言われる始末
やり過ぎだって言ったら
『…ジョーにあんなことするあいつが悪いです』
…目が怖ぇよ
まぁ、俺のことは思ってやったみたいだしあんまやりすぎんなって注意はした
ただ、それでも俺はあの林檎と合わねぇしチラチラAを見やがるこいつにガン飛ばす
俺だ見んじゃねぇよ
Ｖ「…お前ら初日からそれじゃこの先思いやられるぞ」
…何言ってんだこいつ
仕事となったらしっかりこなす
そうでもしないとあの方にやられかねない…
めんどくせぇなぁとは思うけど
『主様？』ﾆｺｯ
…おっかねぇ〜
こいつどんどんアースラ様に似てきてねぇか？
なんて思ってるといつの間にか林檎と話しているA
は？なんで敬語外れてんだよ？
「ﾁｯ…」
一人イライラしていると呼ばれて振り返る
そこには膝を床につけ頭を下げるAの姿
まさにいろんな物語に出てくる"おうじさま"の様だ
そんなのを俺なんかにしてることに思わず動揺すると更に付け足すように
『私の全ては貴方様に…ご命令下さい』
「ばっ！おま！？//」
何小っ恥ずかしいこと言ってんだよこいつ！！？
Ｖ「ほぉ〜？随分忠誠的な部下を持っているなエイトフット」
D「俺だってクルエラ様に忠誠を誓ってるぞ！！」
にやにやとするＶに対抗してくるダルメシア
他のヴィランズ達も居る中気にする様子もなく頭を下げ続けるA
「……あくまで俺たちの主はアースラ様だぞ」
『無論です。ですが、私の主様は貴方様です』
何処までが本音なんだか
仕事バカが…
「…バカじゃねぇの」
『はい』
「……じゃあ、命令だ。」
"主"としてなのか"恋人"としてなのか
そんなの俺にもわからないけど
「絶対裏切んなよA」
『…YES MY LORD(御意、主様)』
どちらも俺には大切だから
仕事があるから傍にいる、恋人だから支え合える
「(俺も甘くなったな…)」
開く扉、沢山の人間に囲まれAはやって行けるのであろうか
そういえば、出発前にアースラ様に言われたな
「今の形になったとはいえ人間不信なのは変わりない。お前しかいないんだ支えてやんだよ」
きっとあのリンゴがいることも分かっていたのだろう
今思えばあのニヤつき顔に納得が行く
上等だよ
そんなの周りに教えてやりゃいいんだろ
こいつは俺のだって
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りあん(プロフ) - ののさん» わー！ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです･:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2018年3月27日 16時) (
レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
のの - な、なんていい話… (2018年3月27日 15時) (レス) id: aab11a0598 (このIDを非表示/違反報告)
りあん(プロフ) - ちょこさん» ちょこさんコメントありがとうございます！長いのに一気とは(笑） 嬉しいですヾ(*´∀｀*)ﾉ (2018年3月25日 22時) (レス) id: ab066558ed (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 素敵です！一気に読んじゃいました(^^) (2018年3月25日 21時) (レス) id: d9a05f340b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りあん | 作成日時：2018年1月13日 1時
