検索窓
今日:9 hit、昨日:1 hit、合計:38,328 hit

P.9 現実 ページ17

『…なんですか?』

数人の男がいきなり声をかけてきた

「お姉さん1人なのかなって(笑)」

「こんなところで1人なんて寂しいでしょ?俺たちと一緒に遊ぼうよ〜」

『…一緒に来ている人がいるので結構です』

「お友達もいるの?じゃあその人も一緒にさ!ね?」

『(しつこい…)結構です!』バッ

掴もうとしてきた男の手を払い除ける

「って!…お姉さん。あんまり調子乗らないでよ?」

『はぁ?なにを言ってっぅ!』

「こんなほそぉい手で俺らどうにか出来るわけないじゃん(笑)」

『は、離してください!』

陸だとこんなに非力になるのか!!力が入らない!!

「…あ?おい…こいつこの髪自毛だぞ」

「マジかよ!?気色悪い!!」

『っぅ!!』

'あなたの髪みんなと違うわね'

'気持ち悪い!!来ないで!'

『(やだ…だれ…何今の…)』

「ズラかと思ったけど…まぁ、可愛いしいいんじゃねぇの?(笑)」

「ゲスかよ(笑)」

『(やだ…やだやだ…)』

'おいで__。お前を愛してやれるのは俺だけなんだよ?'

『や…て…』

「おら、さっさと行くぞ」

「そうだな!歩けないならだっこしてあげようかぁ?w」

『やだ…や…っ!』

助けて

助けて!

『たすけて…ジョー!』


ガっ!!


「あ?」

『!!』

「お前らその手離せ」

『ジョーっ』

「なんだよお前?この子は俺達が見つけたんだよ」

「そいつは俺の連れだ。さっさと離れろ」

「あ?んだとてめぇっぅ!?」

「…ぁあ?」ギラッ

「ひっ!おい!こいつなんかやべぇぞ!?」

「ちっ!こんな気持ち悪い髪のやつなんていらねぇよ!おら!やるよ!」バッ!

「っ!ちっ」

『……』

「…大丈夫か」

『……っぅ…だい…じょぶ…』

「…馬鹿。」

ぽん

『!』

「こんな綺麗なのにな…」フッ

『!?』


'お前の髪そんな綺麗なのにな…陸の奴らはバカしかいねぇのか?'


『……魔女さん?』

「っ!?………何勘違いしてんだよ」ヒョイッ

『えっ!?あ、あるじs』

「ジョー」

『いや、あの、あr』

「ジョーだ。今は言うこと聞いてろA」

『…っぅ……あの…』

「あ?」

『あ、りがと…ジョー…//』

「…ん」


その後私は主様の腕の中で夢を見ていた

私に似た少女が海に向かって話している夢

誰もいないのにボロボロ少女は楽しそうに話していた

けど、どこからか聞こえる女性の声は

どこか優しくて暖かかくて…まるで…

『アリ…エル……』


「……ばぁか。」

P.10 エイトフットのジョー→←P.8 エイトフットのジョー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
48人がお気に入り
設定タグ:エイトフット , ヴィランズ , 手下   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りあん | 作成日時:2017年12月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。