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消させない ページ14

Aside

『あれ?どっちだっけ?』

ななもり「こっちだよ!」

みんなに着いてきてもらってよかった。

まぁ、母さんがみんなに頼んだんだけどね。

凄い方向音痴が1人で行けるわけねぇもんな。

莉犬「名前決めてるの?」

『いや、見てから直感で決める。』

るぅと「Aらしいですね。」

ジェル「着いた。ここやで。」

綺麗な家。

自然に溶け込んだような家で犬の鳴き声が聞こえる。

中に入って見ると色んな犬種がいっぱいいた。

店「あら!こんにちは!白浅さんよね?」

『あ、はい。』

店「ゆっくり見て決めてあげて。私ちょっと餌上げてくるから!」

とっても綺麗なお姉さん。

キビキビしてて後光が見えるのだが。

私はゲージに入ってる子達を見て回った。

みんな怪我をしてたりしてるけどとても元気だった。

そんな中、1匹だけ全然動かない子犬がいた。

トイプードルで目が茶色だ。

『この子、全然動きませんね。』

店「凄い綺麗な子なんだけど人を怖がるのよね。」

『そうなんですか…』

私はゆっくりゲージに手を入れてゆっくり置いた。

最初は怯えるようにして離れていくばかりだった。

『大丈夫。怖くないよ。』

犬は次第に近づいてきて私の手をぺろっと舐めた。

店「あら珍しいわね。」

『……私、この子にします。ね?』

子犬は私の目をしっかり見ていた。

店「そう、良かったわね。」

店の人は子犬を優しく撫でた。

店「手続きあるからこっちに来て! 」







家に連れて帰ってきてから、ありえないほど元気に動き回る。

母「まぁ!可愛い子貰ってきたわね!」

莉犬「Aに抱っこされるなんて…羨ましいやつ。」

子犬はみんなに可愛がられた。

莉犬「A、食べていい?食べちゃいたい、この子。」

『だめ。』

さとみ「( ꒪⌓꒪)エェ」

『だめ。』

なんでみんな食べようとするんだよ。

ダメだよ。

ころん「名前決めたの?」

『うーん…この子メスだったよね。』

ななもり「そう書いてあるよ。」

『じゃあ、夏に出会えたから"小夏"で!』

母「いいわね!あ、今日会食だわ!行ってきマース!」

母は結構な自由人だがキャリアウーマンでよく家を空ける。

父は冒険家でほぼ家にいない。

言わば私1人の時が多く、みんなうちところんの家に来るって訳。

ジェル「小夏!お前可愛いな!」

るぅと「綺麗な目の色です!」

小夏とは上手くやっていけそうです。

感情の恋愛→←朝の星



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作品ジャンル:泣ける話
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ひのぉ. - うわぁぁぁ!!もう良すぎてほんとにヤバいです…!皆イケメンすぎて、、!((((語彙力皆無 (2022年12月14日 23時) (レス) @page18 id: 979ffa46f6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずん - いいお話ですね・・・!私は、これから感動しそうです!! (2021年11月13日 9時) (レス) @page9 id: 54744d9773 (このIDを非表示/違反報告)
うゆん - 私の、友達もあなたと同じ病気です。私は、うつ病という違う病気だからあまり分からないけど、辛いよね。 (2021年11月7日 22時) (レス) @page9 id: 54744d9773 (このIDを非表示/違反報告)
monopolize@みう - すごくいいお話でした…!!あと、やっぱみんなイケメンだなぁと(( (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1fa9581339 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - シリーズ2に行ってました。 (2020年10月16日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ri_ | 作成日時:2020年8月5日 18時

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