肆拾 ページ41
Aside
さとみくんによる国語の授業。
3人に混ざるるぅとくん。
『あれ?るぅとくんなんでそっち側なんですか?』
るぅと「漢字弱者なんです。」
『意外ですね。』
さとみ「さぁ、始めるぞ。」
さとみくんの一言でみんながペンを握った。
さとみ「Aはるぅとと莉犬に教えてくれ。」
『うぃっす。』
るぅとくんと莉犬くんの真ん中に座っていた教科書を開く。
『どこが分からないか教えてください。』
莉犬「文法わかんない!」
るぅと漢字が全く分かりません!」
『えーっとこれはこうして…』
•
『あの…さっき言った通り…ここは連体詞を…』
莉犬「連体詞?」
『うそん…』
るぅと「出来ました!見てください!A!」
『凄い…!30問あるのに5問しか合ってません!』
るぅと「あれ?」
失礼な言い方だが、ここまで馬鹿だったとは…
もうこのくだり何回もしたよォ…
『さ、さとみくーん…助けてくださーい…』
さとみ「ごめん…A…ころんとジェルも…」
さとみくんもダウンしている。
さとみ「真面目に勉強しようとしない…なーくんさえ来てくれれば…」
なーくんは生徒会の仕事らしくまだ来ていない。
『無理です…もう何度も同じ景色、同じ問題見てしまい…目が…』
さとみ「おい!しっかりしろ!ここで寝たら死ぬぞ!」
ころん「なんか凄い劇始まっちゃってるんだけど。」
ジェル「俺らのせいで頭壊れてもーたわ。」
さとみくんに横抱きにされまるで雪山で遭難したかのように抱きしめられた。
ここで死ぬんや…
ガラガラ…
ななもり「あれ?なんで死んでるの?」
「『はっ!救世主!助けてください!』」
ななもり「何となく察しているけど…みんな、2人を困らせないでね?」
「「( 'ㅂ')ヒッ…は、はい。」」
みんなが怯えて子犬みたいになってしまった。
さすが組長の笑顔は無敵でした。
さとみ「ラストスパートだ!A!」
『はい!』
その後、なーくんの監視が着いたことでやる気が出たのか飲み込みが早くなった。
1時間もしないうちに終わった。
『やっと…終わった…』
ななもり「2人ともお疲れ様。はい!」
ズボッ
『んっ!…飴?』
ななもり「頑張ったご褒美。」
イチゴ味の飴が口の中に広がる。
『あまーい…美味しぃー…』
さとみ「俺も欲しい…」
私の食べてた飴を私の手ごと握り自分の口に突っ込む。
さとみ「ほんとだー…美味しー…ん?…あ。」
その後ボコられるさとみ君でした。
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水 - 私、夢主ちゃんの性格好きだわ。この作品見てると推しへの愛が深まりますね〜!!(*‘ω‘ *)なな〇り。くんがもうお母さんでかっこいい…もう鬼滅のキャラ含めて全員かっこいいです!可愛いです!!続編をこれから読むので、楽しみながら読んできます!応援してます! (2021年1月8日 10時) (レス) id: 1545092677 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 累計11万人突破!ありがとうございます! (2020年12月11日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - KAINkunさん» ありがとうございます!! (2020年11月21日 22時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 拾漆ページ、「上限の似」じゃなくて「上弦の弍」ですよ。面白いです!これからも頑張って下さい! (2020年11月21日 22時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 夜空さん» あ!ほんとでした!ありがとうございます! (2020年10月18日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ri_ | 作成日時:2020年7月17日 21時