参 ページ5
Asideぬ
おうおうおう。
大ピンチ。
みなさん聞いてくださいよ。
青春席が地獄席ですよ。詐欺だよ、詐欺。
髪色やばい6人組に囲まれ、完全に目立っています。
できるだけ、地味に生活したかったのに(´;ω;`)
莉犬「俺莉犬!Aちゃんはどこから来たの!?」
『ちょっと遠い田舎の方から…』
ころん「可愛いねー。」
『ほんとに、あの先生可愛いですよね。』
さとみ「お前の事だよw」
『ほんとに惚れそうですもん。先生に。』
るぅと「話聞こえてませんね。」
ジェル「なんで今日来るの遅かったん?」
『…すこし用事がありまして。』
ななもり「遅刻?」
『質問攻めやめてください。』
この人たちに囲まれてしまったら終わりだったんだ。
詰んだ。
こんなリア充の塊に…
狼の中に放たれた小汚い子鹿だよ。完全に。
ぴえん。
一通り名前は覚えた。
『あの…そろそろ帰るので。』
莉犬「え!?部活見て行かないの!?」
『いや…えっと…』
はい、急に話振られると答えられない。
コミュ障テストに出るからね?覚えとけ。
莉犬「俺陸上部!」
るぅと「僕はバスケ部です!」
ころん「僕サッカー部。」
さとみ「莉犬と同じ陸上部。」
ジェル「るぅちゃんと同じバスケ部やで!」
ななもり「俺は剣道部。Aちゃん何か入るの?」
『いや、入る予定はありませんね。』
部活なんてしてたら鬼狩りに支障が出るし。
あと、身体能力に差がありすぎんだよ。
柱だよ?柱。
一般人とはわけが違うんだよ(* ´ ˘ ` *)フフフ
さてと、6人が勝手にどこの部活に入れるか騒いでるので
私は帰らせてもらいマース。
残像見えたらごめんなさいね。
気配を消して、瞬で教室を出た。
はて、帰って着替えないと。
•
家に帰って隊服に着替えて羽織を羽織る。
顔バレ嫌だなー。
ま、暗いから見えないか。
一つにまとめていた髪を解く。
ワンピース上の隊服は少し懐かしい匂い。
まだ離れて少ししかな経っていないのに。もう恋しいな。
暗くなって鴉が窓をつついた。
見回りの時間だ。
刀を持って窓から隣の家の屋根に飛び移る。
相変わらずここのアパートの住人は帰ってきてない。
社会人なのかな?忙しいのかな?
まだ大家さんにも会えてないし…
まぁ今宵は月の元で鬼を救おう。
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水 - 私、夢主ちゃんの性格好きだわ。この作品見てると推しへの愛が深まりますね〜!!(*‘ω‘ *)なな〇り。くんがもうお母さんでかっこいい…もう鬼滅のキャラ含めて全員かっこいいです!可愛いです!!続編をこれから読むので、楽しみながら読んできます!応援してます! (2021年1月8日 10時) (レス) id: 1545092677 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 累計11万人突破!ありがとうございます! (2020年12月11日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - KAINkunさん» ありがとうございます!! (2020年11月21日 22時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
KAINkun - 拾漆ページ、「上限の似」じゃなくて「上弦の弍」ですよ。面白いです!これからも頑張って下さい! (2020年11月21日 22時) (レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 夜空さん» あ!ほんとでした!ありがとうございます! (2020年10月18日 19時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ri_ | 作成日時:2020年7月17日 21時