今宵は月の元で「鬼滅×すとぷり学園」

拾捌 ページ19

Aside

さすがにもう外には出ないだろう…

けどさ！眠いんよ！昼間は学校で夜は朝になるまで鬼狩り！

寝る暇がない！

柱も人だから！眠いよ！睡眠欲！くそっ！←やけくそ


でも、まだ転校して間もないし休んだら…ね。

休みの日も6人に付きまとわれて。

でも、それは悪くない。あの6人は馬鹿だけどすっごい良い奴だから。

とりあえず学校に行こう。そして寝よう。



•


『おはよーございマース…』

莉犬「大丈夫？眠そうだね？」

『ちょっと寝不足で…』

皆が心配してくれる中、またまた女子に睨まれながら登校。

ほんとに飽きないね。女子って。

陰湿すぎんだよ。いじめ方。

時々シューズがなかったり、わざと足をかけられたり。

それも6人の見えないところで。

席に着く前に椅子を確認する。前にペンでイタズラされてたから。

今日は何も書いてないし。

先生「おーい、授業始めるぞー。」

えっと、一限目は…古文…よし、寝よう。

『( ˘ω˘ )ｽﾔｧ…』

ころん「おーい。Aー。一限目から寝んなよ。」

机をガタガタ揺らしてきやがる。

『やめて…』

ころん「もう…じゃあ僕も寝よう。」

なにやってんの？

文句言っやる。←眠くて機嫌悪い

横をむくところんくんがこちらをじっと見ていた。

ころん「あはっ！やっとこっちみた！」

無邪気な顔で笑う。

これで落ちない人はいないんだろうな…イケメンっていいな。

『邪魔しないでください。』

窓側を向いてまぶたを閉じた。

もう…なんなんだよ…

謎に顔が熱かった。




•




『ん…？』

ななもり「あ、おはようー！」

視界いっぱいに入る6人の顔。

『…おはようございます。あのどいてください。』

起き上がろうとした時やけに背中が重かった。

6人の顔カーディガンやパーカーがかけて合った。

ジェル「もうお昼やで！」

『え、もう？あの、パーカー…』

さとみ「体調悪そうな顔してるから勝手にかけちゃった。」

あ、そっか。最近寝ていなくて完全に体調崩しかけていた。

落ちそうなパーカーを掴んだ。

『ありがとうございます。』

るぅと「よ、良かったです/////(可愛すぎる…！)」

一人一人に返しバックを手に取った。

ななもり「さてと、そろそろ帰ろっか！」

莉犬「だねー。」

『え、まだお昼ですよ？』

さとみ「今日昼までだよw」

あー、確か先生方の会議とか言ってた気が…

じゃ、帰ろ。

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