ストーカー ❲ハリー・ポッター❳ (ページ3)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,369 hit

３ページ3

怖いんですけど！
何かしゃべれよ！
「何故逃げた？」
うわぁ！急にしゃべんな！びくっりするだろが！
『はぁ？何故ってそりゃストーカーに追いかけられたら逃げるだろ』
「セブルス、何を聞ているんだい？当たり前だろう？」

あぁよかった。常識人がいたわ、

「まぁ、こんなことはどうでもいい。とりあえず、来い。」

、、、

「何故来ない？」

『いやだから、ストーカーに言われても、』
「いいから、悪いようにはしないよ、おいで。」

たった一人の常識人さん！そんな優しく言われても！

『···行くわけねぇだろ！！』

第二回大逃走開始

と、思われたが、、、

真っ黒い男の、

《スティーピファイ》

という言葉で俺の意識は途絶えた。

『ん、、、あ？』

どこだ？ここ、
次に目覚めるとそこは白い病室のような場所だった。
『どこだよ、ここ。』

「目が覚めたかの？」

『び、っっっくりしたぁ！、、、だれ？』

そこにはながぁい髭の老人がいた。

「まぁ、今は混乱しておるじゃろう。話を進める前にセブルスが手荒な真似をしたのぉ、誠にすまなんだ。」

お、おぉ、ここにも常識人一名。何かさっきまで変人しかいなかったから、安心するわ。
「ほれ、セブルス、謝りなさい、」
その老人はキラキラと光る明るいブルーの瞳でカーテンの奥を見た。

「校長、何故我輩がこんなやつに謝らないといけないのですか？それで言うと他２名も同じでは？」

カーテンの奥から俺を攻撃？してきた真っ黒い男が出てきて吐き捨てるようにそう言った。、、、確かに言えてる。

「ふぉ、ふぉそれもそうじゃが、直接攻撃したのはセブルスじゃろうて」

セブルスと言われた男がすんごい眼力で老人を睨んでいた。くそ怖いな。
だが、老人は相変わらずキラキラと光る目で、男を見ていた。

「···」

男は何も言わない。

少しの沈黙。

「まぁ、見ての通りセブルスは少し、ひねくれておるが仲良くしてやってくれ。」
『は、はぁ。』
セブルスは、少しの間ぶつぶつ文句を言っていたがダンブルドアがちらりと男の方を見ると止まった。

「よし、では本題へ参ろうかの。A、君はホグワーツ魔法魔術学校で働いてみんかね？」
老人はそのきキラキラと光る目で俺を見た。

····何がぁ！？

小さくて静かな病室に俺の叫び声が木霊した。