蜘蛛＿ヨコハマ ギャングスタア パラダヰス ページ15
同日。
ここは探偵社のあるビルヂング。その1階に佇む喫茶店うずまき。
入社試験を終えた私達は
｢すいません！！
その、試験とは云え随分と失礼な事を…｣
犯人役だった人に頭を下げられてた
そしてここにその人の妹ナオミさんと国木田くん、太宰くんがいる
敦｢ああ、いえ、良いんですよ。
(意外と良い人だ、この人……)｣
国木田｢謝る必要は無い谷崎。これも仕事だ。｣
A｢そうですよ！ていうか、こちらこそすみませんでした。真実に気づく前とはいえあ…あんな腹に飛び蹴りなどｯ…ごめんなさい！｣
Aはゴンッと音がする程頭をテーブルに打ち付けた
谷崎｢いえそんな…。とてもお強かったです。｣
ナオミ｢それにしても……今と入社試験中との雰囲気が全く違いますわ…。｣
A｢あ、有難うございます…。
なんか犯人をどうにかしなきゃ、人質助けなきゃ…だとか思ったら。今日は体調も良かったし何でも出来る気がして…スイッチが入ってたんでしょうか…｣
国木田｢ともかくだ小僧、そして犍陀多。
貴様等も今日から探偵社の一隅だ。ゆえに周りに迷惑を振りまき、社の看板を汚す真似はするな。
俺も他の皆もそのことを徹底している。
なあ太宰｣
太宰｢あの美人の給仕さんに｢死にたいから頸絞めて｣って頼んだら答えてくれるかなあ｣
国木田｢黙れ迷惑噴霧機！｣
言った傍からこれかい！←
ていうか、国木田くんのその罵倒のレパートリーはどこから来るのだろう…。←
谷崎くんも2人を横目に苦笑してるよ
谷崎｢ええと、改めて自己紹介すると…ボクは谷崎。探偵社で手代みたいな事をやってます。
そンでこっちが｣
｢妹のナオミですわ！｣
ナオミちゃんは谷崎くんに抱きついた。
……待って？ドッって音したよ？
大丈夫かな？
ナオミ｢兄様のコトなら……何でも知ってますの｣
敦｢き…兄妹ですか？本当に？｣
A｢ね、ねぇ…。｣
実際、カレカノにしか見えない！
ナオミ｢あら、お疑い？
勿論どこまでも血の繋がった実の兄妹でしてよ…？このアタリの躯つきなんてホントにそッくりで…
……ねえ、兄様？｣
な、ナオミちゃん！さりげなく谷崎くんの服の中に手突ッ込んでない！？
だ、ダメだよ！それ以上は兄妹としてアウトになるゥアアア！！←
敦｢いや、でも………｣
国木田｢(こいつらに関して深く追求するな！)｣
敦｢(あ……はい)｣
…見てるこっちが恥ずかしくなってきた…//
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作者名：Re-VI@TAN | 作成日時：2018年4月1日 13時
