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契約6 ページ7

契約結婚2日目もなんとか無事に済んだ。

そして今は深夜2時を過ぎた頃。

私はふと目を覚ました。

「……喉乾いたなぁ」

そう思ってそっと部屋から出て台所に向かおうとした。

すると彼の部屋の襖からぼんやりとした光がついていた。

音を立てないようにそっと襖を少し開くとぼんやりとした光はデスクスタンド。

こんな夜遅くなのにまだ起きてるのね。

「ここもう少し考え直す必要あるな……」

私は顔を引っ込めて音を出さないように襖を閉めた。

台所に着くとコップを取り出し水を1杯飲む。

「……」

そして少し考えた。

そういえばお昼にるぅとが彼はたまに徹夜すると言ってた。

「……」

それから30分。

私は彼の部屋の死角から庭の玉砂利を投げた。

玉砂利の音を聴いた彼が襖を開くと。

「……これって」

一晩中起きてたらお腹も空くから。

レンチンするご飯があったからレンチンしておむすびを2つ握って彼の部屋の前に置いた。

彼はお皿のそばに置かれた髪を開く。

「……!」

紙でもないと疑われるからね。

紙には「徹夜も程々に A」と一言書いておいた。

彼はお皿を持って部屋の中にまた戻るのを見届けると私も部屋に戻る。

彼の頑張り見てなにもしないと目覚めが悪いじゃない。

そう思いつつ私はまた布団に入り目を瞑った。

契約6.5 〜紫SIDE〜→←契約5



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夏那子 - コメントありがとうございます!もっと幸せな想像を思い浮かべることができるような話を書けるように頑張ります! (6月21日 1時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ - すごい面白かったです!頭の中で幸せな想像が爆発してます!w投稿楽しみに待ってます!頑張ってください! (6月20日 23時) (レス) @page43 id: 47695f329c (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - コメントありがとうございます!楽しんで貰えているなら私も嬉しいです! (6月19日 22時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)
みんと(プロフ) - すいません…私の中のムフフが止まることを知りませんᕕ( ᐛ )ᕗいつもムフフさせてもらってますありがとうございます( ´˘`) -ᴗ-) ´˘`) -ᴗ-)‎ (6月19日 21時) (レス) @page41 id: 4d71969cec (このIDを非表示/違反報告)
夏那子 - コメントありがとうございます!頑張ります! (6月17日 17時) (レス) id: 99395c908e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏那子 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年6月2日 17時

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