２１６ BHS trave(End) ーSUGA sideー ページ16
アルバムを見ていたら勝手に涙が溢れていて
話してるうちに今度はAが泣いた。
「毎日約束して、…また明日って…」
遠回しに"生きて"と言われてるようだった。
SG「ああ、約束する」
涙を見せることが増えて、悲しく笑うことが増えた。
「お願い………っ、」
それが俺にとっては精神的な面で
Aの限界を知らせる合図のように感じて
SG「……なら、行くなよ…どこにも」
隣に縛り付けておきたかった。
「当たり前でしょ？だって、私の居場所はここだもん( 笑 )」
涙を拭ってケラケラ笑ってるA
SG「………」
ならなんで何も言わないでLAに行こうとしてんだよ
せめて、なんか言ってけよ…。
「はい！」
泣いた後のキラキラした笑顔で笑って渡してきたのは
くまモンがバスケのユニホームを着てるぬいぐるみで
SG「…このユニホームと背番号…」
俺が昔バスケ部の時に着てた黒いユニホームに
赤で縁取られた[１０]と書かれてて
「縫えなかったからスタイリストオンニがね…
暇だからって私の想像通りに、これ作ってくれたの」
SG「ありがとう、めっちゃ嬉しい」
「……喜んでくれてよかった( 笑 )」
SG「まあ…正直１番嬉しいのはコレだけど」
アルバムを見せれば嬉しそうに足をバタバタさせてて
可愛くてさっきよりも強く抱きしめる
「いつも私を愛してくれてありがとう」
SG「ん。…人生で１番幸せな誕生日だわ( 笑 )」
「まだ数日先だけどね」
SG「うっさいわ」
.
.
.
その後薬を飲んで寝たAの頭を撫でながら
アルバムを何度も何度も見返した。
とにかく嬉しかったんだ。
Aがこうして手作りの物をくれるのは初めてだったから。
SG「ありがとな、……愛してるよ」
その日は幸せな夢を見るほどよく眠れた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 248人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
starose(プロフ) - ヨンジェさん» 是非食べてみてください！！SHINeeが以前?今も?広告していたので出してみました！！( 笑 ) (2018年9月10日 1時) (
レス) id: 2d536f5d5e (このIDを非表示/違反報告)
ヨンジェ - プショプショ気になって調べました笑おいしそうだったので1度食べてみたいです…！ (2018年9月10日 1時) (レス) id: c674f122d9 (このIDを非表示/違反報告)
starose(プロフ) - ウユキーさん» ありがとうございます！！！ジョンくんのお話下書きが消えてしまって…今コツコツ作ってます( 笑 ) ありがとうございます、これからもよろしくお願いします！！ (2018年9月9日 18時) (レス) id: 2d536f5d5e (このIDを非表示/違反報告)
ウユキー - ほんとにこのお話好きです!!最近は更新も多くて幸せです(笑)ジョンくんの方のお話も待っているのでちょっとずつでも更新頑張ってください!!応援してますp(*^-^*)q (2018年9月8日 14時) (レス) id: 15bf96588a (このIDを非表示/違反報告)
starose(プロフ) - ヨンジェさん» いやいやいやいやっ、短編にまとめられないでぞろぞろ続いてるだけですよ〜( 笑 ) 嬉しすぎます、名乗ってください() これからもよろしくお願いします……！！！ (2018年9月5日 6時) (レス) id: 2d536f5d5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Starose
| 作成日時：2018年8月23日 10時
