３４５ ーSUGA sideー ページ45
SG「だからキスした」
ジンクスを信じるのなんて
女ぐらいだって昔の俺ならバカにしてた。
だけど、今はそのジンクスに賭けてみたくて
「別れない…？」
SG「うん」
きっとこのジンクスを作った人は
今にもどこか他の所へ飛んでいきそうな彼女がいて
こんな誰もが信じないような戯言を言ってまで
その彼女をそばに置いていたかった…
今の俺みたいだったんだろう
「…じゃあ私たち別れませんね」
ニコって笑ったAは少し悲しそうな顔をしてて
SG「…Aや？」
「…ううん、大丈夫」
心配になる
Aは昔から自分の事を何も言わずに他人ばかり優先するような子だから察しなきゃいけない…
SG「お前…何隠してる？」
「何言ってるの？隠してないよ？( 笑 )」
ほら、隠してる
その笑い方は嘘ついてる時だけだぞ
全部、分かってんだよ俺は
SG「お前の嘘ついてる時の癖なんて分かってんだよ」
「…言わn「言わないのキスするよ」...卑怯です！」
なんてまたプンプン怒ってるけど
SG「卑怯なのは昔からだ。
言えよ…俺なんか傷ついてもいいから」
「…なるべく言いたくないんです。
だからまた賭けしませんか？
私たちmahinaが８個取れたら教えてあげます」
また賭けかよ
てか８個って…
SG「お前何考えてんの…」
「EXO妹分ってゆーずるい立ち位置にいるんだからこれくらいしなきゃ駄目なんです、私たちは
だから…取れたら教えてあげますね？( 笑 )」
自分にここまで厳しい奴はいるか？
ホソクとジミンも厳しいと思ってたけど…
てか絶対聞かせてもらえないやつじゃん。
SG「意地悪…」
「なら１０個にします？私本気ですよ？」
SG「…８個で」
「ん」
明らかに俺だって分かって
SG「....俺の真似？」
聞いてみれば
「ん！」
大きく頷くA
SG「可愛いけど似てねーよ( 笑 )」
「似てるのに…ねえ、おっぱ？」
SG「ん？」
「こんな私を好きでいてくれてありがとう」
SG「...は？なんだよ急に」
「明日から忙しくなるから言っておきたくて…
ユンギおっぱ さらんへ」
俯きながら言ったAが可愛くて
Aに跨って後ろのガラスに押し付けるように
深い深いキスをする
角度を変えて、何度も、深く、深く…
_____２人きりの時間が終わるまで
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作者名：Starose
x他1人 | 作成日時：2017年2月24日 7時
