380 バカだった ページ30
ージョンヒョンsideー
今までありがとう
その言葉を聞いて大体察せた
ジョンヒョナと過ごした5年間楽しかったよ
聞きたくなかった
泣いていても聞こえる Aの通る声
もう友達やめよう
そうだ
自分が隙を見せたのが悪かったんだ
Aの為にも
「…わかった」
そう言って立ち上がり
視界がぼやけて見えないけど
涙を堪えて誰も通らない廊下の壁にしゃがみこむ
その瞬間 今まで耐えていた涙が溢れてきて
頭にセギョンヌナと歩いた夜を思い出す
あれが無ければ俺は今頃
Aと幸せに過ごしていたのだろうか
キボマのように タクシーで帰していれば
こんな事にならなかったんじゃないか
後悔と虚しさが頭を駆け巡る
誰かの走る音
少しして止まると
?「…ソンベ」
「…ぁ、ごめん…なに?」
涙を急いで裾で拭き取って顔を上げる
?「僕は…シンホソク…ウォノと言います」
【ウォノくん。彼僕に本気だって言ってたよ】
「…あぁ、君がウォノくん…ごめん、俺に何か用?」
WH「これ使ってください。
そんなに目腫れてたらペンも心配します」
優しい笑顔で俺に氷の入った袋を渡してくるウォノくん
「…ごめん。ありがとね、わざわざ…」
WH「はい。では僕はこれで…」
そう言って歩き出すウォノくんに
「…ウォノくん
Aの事 よろしくね
守ってあげて、ちゃんと」
WH「…何言ってるんですか
最後にAを守るのはヒョンですよ
それまで僕が守るだけです」
爽やかな笑顔で俺にそう言うと
Aのいる部屋へ戻っていくウォノくん
_____『それまで僕が守るだけです』
その言葉の意味が
俺に理解出来たのは
ずっとずっと後のこと
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Starose(プロフ) - ユウカさん» コメントありがとうございます!!! 実は正直私もたまに混乱しちゃいます…(笑) 最近モンエクとセブチにはまったせいで どんどん増えていっちゃいました…^^; ごめんなさいーーー…(><) (2016年5月25日 22時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ(プロフ) - 今もどかしいですね〜心配ないみたいですがもどかしいです!登場人物が新しすぎて頭が混乱してるのは歳のせいですかね(^-^;) (2016年5月25日 19時) (レス) id: 1c8a0dc090 (このIDを非表示/違反報告)
Starose(プロフ) - ちぃちきさん» ありがとうございます!!! すごく嬉しいです!!! ジョンヒョン君!! 少し離れちゃってますが…ご心配なく!←( 笑 ) がんばりますね!! (2016年5月23日 16時) (レス) id: 049492154c (このIDを非表示/違反報告)
ちぃちき(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます。今回のお話でジョンとの溝が出来て悲しいけど早く今まで以上の関係になってくれたらなぁ(願望)って切に思ってます。 (2016年5月23日 9時) (レス) id: f93b736ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Starose | 作成日時:2016年5月22日 14時