２８３ 魔法の手 ページ33
ーｸﾌﾟｽsideー
SC「…ﾋｮﾝ 俺に…魔法かけて？」
魔法をかけてもらわなきゃ俺多分無理だと思うから
「魔法…？」
何言ってるんだ？みたいな顔するﾋｮﾝ
SC「Aにしてるやつ…俺にもしてください」
俺がそう言うとﾋｮﾝはﾆｺｯと笑って頭を撫でてくれる
「…お前の気持ち…俺分かるよ」
SC「え？」
「お前気使ってるんだろ」
SC「…そんな事…」
「…『俺はﾋｮﾝだから』
『最年長だから泣いちゃいけない』
…そんな事考えてるんだろ。」
SC「…!?」
このﾋｮﾝ なんで…知ってるんだ…？
「…なんで知ってるかって？
練習生の頃の俺と似てるんだ。…ｽﾝﾁｮﾗは」
SC「…練習生のﾋｮﾝと？」
「…俺 昔 ｽﾝﾁｮﾗと同じﾘｰﾀﾞｰだったんだよ。
まぁお前らよりﾒﾝﾊﾞｰもいなかったけどな」
SC「…ﾋｮﾝがﾘｰﾀﾞｰ…」
「今の俺からじゃ想像出来ないだろ？
だからこそ…だからこそだ。
ｽﾝﾁｮﾗに俺みたいに失敗してほしくない」
SC「…ﾋｮﾝ…」
「…ｽﾝﾁｮﾗは遠慮しすぎだ。
『リーダー』『最年長』…その前に『仲間』だ。
叱ってばかりいる俺は これ以上馴染んだら
ﾁｬﾆたちに気を使われるんじゃないかって？
そんなわけないだろ」
SC「…ﾋｮﾝ」
「…苦しかったな
ﾃﾞﾋﾞｭｰできるなんて確信もなくて…
６年間練習してやっとｸﾞﾙｰﾌﾟが出来て
舞台に立てるようになったけど
やっぱり本物の所とは程遠くて…
もう無理なんじゃないかって
何度も何度も悩んだんだよな…」
俺の心を見透かしたようにゆっくり話すﾋｮﾝ
「メンバーもどんどん辞めていって
それもお前は自分の責任にしたんだろ」
なんでこんなに分かってるんだろう
「俺が辞めた方がいいんじゃないかって…」
全部合ってる
「俺に歌手は向いてないんじゃないかって…」
全部僕が思ってる事を代弁されてるみたいで
このﾋｮﾝは本当に魔法を使えるんじゃないかって
思っているうちに ﾋｮﾝの手の暖かさで
「…俺はお前を応援してるよ」
その言葉を最後に俺は寝てしまった
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yuuuun4101(プロフ) - 小説の内容は凄く面白いです！ (2017年9月9日 12時) (
レス) id: c94d23016b (このIDを非表示/違反報告)
yuuuun4101(プロフ) - すみません、ちょっと気になったので書きます！決して、アンチとかそーいうのじゃないです。韓国語と日本語がところどころ間違ってます。それだけです。 (2017年9月9日 12時) (レス) id: c94d23016b (このIDを非表示/違反報告)
ちぃちき(プロフ) - いつも楽しみにしています。ジョンとのラブラブな絡み期待してます(笑)このカップル大好きです！ (2016年4月21日 8時) (レス) id: f93b736ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Starose
| 作成日時：2016年3月24日 13時
