~君のため､夢のため~ BTS -６- (ページ48)

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２９８ーSUGA sideーページ48

「何万人ARMYがいると思ってるんですか！！

いい加減自尊心持ってください！！馬鹿ユンギ！」

SG「…ARMYだけなの？

俺の肩のこと心配してくれてんのは」

「…私が、心配してないと思ってるんですか？」

SG「んーん。

でもAの口から聞きたい」

そう言って少し身体を離せば

「…心配します」

ギュッと抱きついてくるA

SG「…ん」

「…いつだって心配しかしていません

ダンスしてると、あの事故が思い出すから…

だけど防弾少年団のみなさんと一緒に踊って歌って
ステージを楽しんでるおっぱが好きだから

もう心配しないように忘れようとしてたのに…」

SG「…ん」

「…なのにこんなドッキリするから」

俺の制服はAの涙で色が変わってて

SG「…俺なんかの為に泣くなって前も言ったろ」

「泣かせるようなことばかりするからじゃん！
勝手に目の前で事故ったり……！！」

不貞腐れるAの髪を

SG「あっちが突っ込んできたんだわ。
俺の命があっただけいいと思え」

ぐしゃぐしゃにして撫で回せば

「…よかった、ドッキリで」

また泣き出す

SG「…何。お前情緒不安定なん？」

「生きててありがとうございます。

ユンギおっぱ」

そう言って笑って俺の首に腕を回して抱きしめてくる

…コイツ背低いからこの体制キツいわ

タイミング悪いけど別にいいよな

SG「なあ」

「…はい？」

Aの目を見たまま

SG「俺たちの関係がこの場所で終わったなら

もう１度この場所から始めよう」

ポケットから指輪を取り出してAに見せれば

「それ…」

目を見開いて驚いてくれて

SG「あの頃は人差し指と親指だったけど

これからはココな」

Aの小さな手を取って薬指に指輪をはめる

「結、婚…指輪…？」