210 助けたい ページ10
ーホシsideー
MG「あれ?ヒョンは?」
「お取り込み中〜」
そう言えば何か分かったような表情をするメンバー
WZ「あれ?いつも肌身離さず持ってる携帯は?」
「ヒョンに貸してきた」
ヒョンの泣き声が聞こえてきて
BO「ヒョンが泣いてる…?」
「ヒョンは溜めてたんだ。今まで…」
WZ「もしかして…[chérie]?」
「「シェリー?」」
やっぱ皆知らないのかな…
WZ「あの頃のCDもう売ってないんだよ
持ってるのは俺達4人とAだけ」
「そうなの?」
WZ「Aが昔どうせ売れないからって
欲しがってる人もいる入るけど作ってないんだ。
この世に5つしかないCDなんだよあれ」
初耳…
SC「5つしかないのにうちに2つあるって
かなりやばくないか…?」
「……確かに」
DN「どんな歌なんですか?シェリーって」
WZ「Aがジョンハニヒョンの為に作った曲だよ。聞く?」
SC「いいの?」
WZ「いいのって…いいに決まってるじゃん(笑)
それに次のアルバムに入れるらしいし」
「ちんちゃ!?!?」
WW「ユラがどうしても皆に聞きてあげたいって
Aに頼み込んだみたいで入れるって」
「何曲くらい!?」
られ「10曲近く…かなあ?まあ来年の下旬頃だろうけど」
MG「そんな遅いんだ?」
WZ「うん。夏は日本で曲出すし冬はジョンヒョニヒョンt」
「「ええ!?!?」」
「待ってジョンヒョニヒョンとデュエットするのって
少女時代のテヨン先輩じゃないの?」
WZ「声がAとの方があってるみたいだし
2人のコラボの方が見たいだろうって」
「まじかよ…」
ガチャ ッ
ドアが開く音がして振り向けば
「…ヒョン」
泣き腫らしたヒョンが立ってて
HN「スニョア…ありがとう。スッキリした」
「うん…!」
正直 馬鹿な俺にはヒョンがどんな悩みを抱えて
どんな苦しみを耐えているのか分からない
ただ…溜め込んでるなあって思った時に
いつかAが言ってた事…
【ただ単純にこうやって寄り添って
話を聞いてくれるだけで心って軽くなるんだよ】
それを思い出した。
今なら分かる気がするよ
(練習するか)
((カプメモだから駄目))
(うちの振付師と作曲家はAの事になると
練習放棄するよな…普段は永遠としてるのに)
(当たり前)
(俺達の人生A中心だから)
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作者名:Starose x他1人 | 作成日時:2016年10月5日 8時