Existence proof -SMF-Part３

１３６ 一緒に ページ36

ーー


お店に入ればメニューが出てきて


JH「Aこれでしょ？」


私の好きなものを当てるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ


「流石…ｼﾞｮﾝﾋｮﾅはこれでしょ？」


JH「分かってんじゃん。もう頼むよ？」


「うん」


言った方がいいかな…


JH「…Aや？顔険しいけどどうした？」


「ううん？家帰ったら話すね」



JH「…あらっそ。Aや 今日何の日か知ってる？」



知ってるけど…



「知らない。何の日なの？」



嘘ついてみる



JH「８８８日記念日」



そう言って赤い封筒を渡してくるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



「…これは？」


JH「開けてみ？」


頬杖しながら片手で携帯を持ってるｼﾞｮﾝﾋｮﾅを見ながら


赤い封筒を開けてみれば


白い紙切れと小さめの硬い紙が入ってて


白い紙切れを引っ張ってみれば


ｼﾞｮﾝﾋｮﾅの汚い字で


【一緒に行こう】と書かれていて



その後ろにはGIFT PASSと書かれた
USJのチケットが入ってて


「うわぁ…!!」


感動してそれしか言えない私を



JH「うわぁってなんだよ…(笑)」


バカにするｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



「…てば」


JH「後これも」


エルモの人形を渡してくるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ


「エルモだ…!!」



カバン持ってなかったのに
今までどうやって持ってきてたんだろ…



JH「二泊三日で大阪行こう」


「…二泊三日で…大阪…!!!!」



今にもｼﾞｮﾝﾋｮﾅに抱きつきたいくらいだけど
抱きしめられないから我慢していれば


JH「抱きしめていいよん？」


手を広げてる微笑んでるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



結構ムカつくから



「…いいです」


そう言ってワインを飲む



「………ぶどうジュース」



JH「ワイン期待したっしょ？」


そう言うｼﾞｮﾝﾋｮﾅに


「雰囲気的にここ絶対ワインだからね」


と言ってみれば



JH「何言ってんの？お前にｱﾙｺｰﾙは呑ませません」



おでこをツンとされる



「けち!!」


JH「…で？返事は？行くの？行かないの？」



ﾆﾔﾆﾔして私をみるｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



最近ドＳ極めてるのかな



「…行きます」



返事をすれば



JH「よし。行こう!!」



ﾆｺっとするｼﾞｮﾝﾋｮﾅ



「私からもｿﾝﾑﾙあるよ？」



JH「え？覚えてたの？」


「忘れるわけないでしょ？」


JH「嘘だ…」


「…はい。こんなの初めてで下手だけど…」

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