song to you ーSMFーPart１８

８８６ 苦しい ページ36

ーｼﾞｮﾝﾋｮﾝsideー



JH「Aや？」


急に抱きつかれるもんだから吃驚して



「抱きしめて…」



可愛くてそのままAを抱えてﾍﾞｯﾄﾞに倒れ込む



「寝ちゃうの…？」




一か八か



お母さんの話を少し出してみようかな




JH「もし俺が長く生きられなかったらどうする？」



「どうしてそんな事聞くの…？ｼﾞｮﾝﾋｮﾅまで…」



既に泣きそうな顔で俺を見るA



JH「俺がいなくなったら寂しい？」


「うん。もしｼﾞｮﾝﾋｮﾅがLeviの所に逝くなら
私もｼﾞｮﾝﾋｮﾅと一緒に逝く」




言えない




そんな子には何も言えない





お義母さんの事を言ったら…





怖い





「ｼﾞｮﾝﾋｮﾅ…病気なの？」



JH「ううん。俺じゃないよ？

俺はAがいる限り病気も事故もしないから

もしも…もしもの話だよ」



「もしｼﾞｮﾝﾋｮﾅが死んじゃうなら？」


JH「うん。一緒に逝くとか以外で」



「んー…ｼﾞｮﾝﾋｮﾅが元気なうちに結婚して
元気なうちに子供作りたい！」



へ？




JH「子持ちで再婚は難しいぞ？」



「再婚？なんでするの？」


JH「よく考えてみて？俺がいないんだ。
それなのに焦って結婚したら…」


「ｼﾞｮﾝﾋｮﾅがいなくても子供がいれば
ほんの少しは安心出来るかもしれないでしょ？」


JH「一人で育てるの？俺いないのに？(笑)」


「もし姿が見えなくなったとしても…
ｼﾞｮﾝﾋｮﾅはいつだって空で見守ってくれるでしょ？」


感性豊かだなぁ…



「それに ﾋｮﾇおっぱだっているし…
他の皆もいる。それだけで1人じゃないもん。





あ、あと私の大好きなおんまもね？」





" もしお義母さんがいなかったら？ "



そんな事は言えなくて





JH「そっ…か」



「…本当に体調悪くないよね？
私の事…ｼﾞｮﾝﾋｮﾅまで置いてかないよね？」


JH「俺は元気だから(笑)」


" 置いてくのは俺じゃない "


「…もう大切な家族を失いたくない…」


" お義母さんがもう少しなんだ…"



JH「うん…そうだね。ﾋｮﾝと…
お義母さんと俺達で４人仲良く暮らそっか」



Aや みあん。



俺が今 お前を苦しめてるのかも知れない




だけど "大切な家族を失いたくない"



そういった時の悲しそうなAの表情が




頭から離れないんだ。







無力な俺を許して…

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