4話 からかい ページ6
貴方side
転入して数日がたったある日の休み時間
?「すみません、影経さん、ですよね?」
赤い髪をした、同じクラスの生徒が話かけてきた
「おう?そうだけど…あ、十条様でしたか、すみません。」
十条家といえば、柊に使える中でも上の一族、そうそう荒く接するのは危険かもしれない
初対面はまず礼儀正しく振る舞ってみる
美「はい。私は十条美十です。実は聞きたいことがあるんですが、いいですか?」
「はい、なんでしょうか?」
美「何故貴方はあの一瀬のクズと話せるんですか?あんなにひ弱な者に」
「面白いこと言いますね、一瀬君がクズなら俺もクズですよ、それに彼に関わることに何故疑問を?」
元はと言え聞く必要はないはずだ、俺がクズなこのくらいこいつだってわかってんだろうし
美「まだ私は貴方の実力を知りません。でもあの一瀬と関わることで貴方もクズ呼ばわりされてしまうかもと私は心配を…「そういうの、俺、頼んでないでくよ?」…え?」
「俺の実力は知らない、当然です、見せたことないんで。それに心配?必要ないですよ、そういうの。俺は関わりたいんですよ、あいつと」
笑って見せる、余裕を持つような顔で
美「っ……すみませんでした、こんなこと聞いて…。」
「別にいいです、気にしてないですし。あ、さっきから気になってるんでけど…」
美「はい?」
「さっきから『一瀬』って単語が多いですよね?もしかして一瀬君を気になってたりします?ww」
美「はぁ!?そんなわけないでしょう!からかわないでくださいっ!」
顔を真っ赤にして彼女は去っていく
深「あーりゃりゃ、怒らせたんじゃない?」
「あ、深夜様。いつからいたんですか?盗み聞きとは、趣味が悪いですねw」
深「あははっ。そうかもねー」
人の恋愛とかそういうのよくわかんないけど十条さんは一瀬君が好きなのかな?
面白い、またからかおう←
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瑠璃 - すっごく続きが気になります。更新再開待ってます。 (2019年4月25日 16時) (レス) id: 860efd16df (このIDを非表示/違反報告)
帰蝶(プロフ) - すっごく続きが気になります!!!更新再開される日を願っています!!!これからも頑張ってください♪応援しています♪ (2017年6月4日 19時) (レス) id: 07fa8ea693 (このIDを非表示/違反報告)
雷兎(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!続きが気になって気になって夜も眠れません!!更新頑張ってください、応援してます!!! (2016年4月30日 0時) (レス) id: 82cc60fb41 (このIDを非表示/違反報告)
猫梟 - 早く続き見たいです!!!! 最新頑張ってください! (2016年2月7日 15時) (レス) id: 4bb63e4b9a (このIDを非表示/違反報告)
桜ノ宮 - 面白いです!続きが気になる…… 便信頑張ってください!! (2015年8月27日 14時) (レス) id: 57acd4afaa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠緒 | 作成日時:2015年6月21日 1時