Restorm -5つの光の軌跡- 第7部 (ページ3)

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和也「ってか
山田の家ってどこよ」

山田「え?ああ……そんな遠くないぞ
ついてきな」

確かに神社からダーヤマちゃんの家は
そんなに遠くなく

俺達は歩いて10分で到着した

着くとそこには
昔ながらの一軒家が

例えるならそう
田舎のじいちゃんばあちゃんの家
みたいな家だ

和也「……ダサ」

山田「おい」

翔「古めな家ですね……
先生ここから学校通ってるんですか?」

山田「ああ、ほら
その証拠に表札もあるだろ?」

確かに表札には『山田』と書いてあった

雅紀「じゃあ中に入ろう!
おっ邪魔しまーす!」

相葉ちゃんが戸をガラガラ開けると

続いて俺達も中へと入った

雅紀「うわー!畳の部屋だ〜!」

相葉ちゃんが畳の上ではしゃぐ

潤「はしゃいで壊すなよ?」

翔「広間だね、縁側もあるし
あっ、庭もある
先生盆栽やっているんですね」

翔くんは縁側を出ると
庭のあちこちを見た

潤「盆栽?どれどれ?」

あ、松潤が盆栽に食いついた

和也「おい!みんなこっち来て!」

ニノがみんなを呼んだ

急いでニノの所に行くと

『書斎、絶対開けるな』の紙が
貼られた扉があった

山田「あ!そこは入るな!」

和也「えー?いいじゃんいいじゃん!
行きたい人〜?」

4人「はーい!」

和也「じゃあドアオープン♪」

ニノがドアを開けるとそこはなんと

嵐グッズびっしりの部屋だった

山田「あー
だから開けるなって言っただろ?」

ダーヤマちゃんは恥ずかしそうだった

潤「あ、これコンサートグッズ?
トートバックにうちわ……
しかも全員分」

和也「CDの初回盤や通常版も
両方買ってんのか
結構マニアック……」

雅紀「ねえねえ!
ペンライトもスゲーあるよ?!
あ、ポスター貼ってあんじゃん!」

翔「チケットもファイルで
管理してるんですね
あと雑誌の切り抜きとかも」

あちこちとメンバーが調べる中
俺は隣で赤くなってる
ダーヤマちゃんを見た

「ダーヤマちゃん、大丈夫?」

山田「……」