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レッスン室に着くと
俺と翔くんは
ほぼ同時に音楽プレイヤーを出した
翔｢さて、どうしよっか?｣
｢とりあえず全部ソロ流す?｣
翔｢そうだね、それかAメロから
サビまで聴いてみる?｣
Aメロ?
俺が少し難しそうな顔をすると
翔くんは俺に聞いた
翔｢もしかして……
Aメロとか分からない?｣
俺は少し頷いた
翔｢えーっとね……
全部聞かないで1番だけ聴くって
言ったら分かる?｣
｢うん、それいいかも｣
翔｢じゃあ智くんのソロから聴かせて｣
翔くんに言われ
俺は自分の曲を再生した
──────────
1番だけ全部聴き終えると
翔くんに質問をした
｢どれが良いかな?｣
すると逆に翔くんが俺に質問をする
翔｢智くんは自分で
今聴いてみて何がいいと思う?｣
俺が良いと思う曲?
プレーヤーの画面を開き
ソロ曲の一覧を見る
｢えっと、『Rain』かな｣
翔｢最初のやつ?｣
｢うん、歌うとしたら｣
翔｢じゃあ智くんはそれで決定だね｣
｢次は翔くんだね｣
翔｢うん｣
今度は翔くんが
自分のプレイヤーから
1番だけ一通り俺に聴かせてくれた
──────────
それから数分後
一通り聴くと
翔くんが俺にどの曲がいいか聞く
翔｢智くん、どれが良いと思う?｣
｢うーん、どれもいいけど
俺的にはヒップホップなんたら
って言うのが良いかな?｣
翔｢『Hip Pop Boogie』?｣
｢そうそれ、なんて言うか
まだ翔くんの事そんな知らないけど
なんか翔くんっぽい
1番印象に残った曲、だったかな?｣
翔｢俺っぽい、か
うん、確かにこの曲がいいかも
ありがとう智くん｣
｢翔くんも一緒に選んでくれてありがと｣
翔｢……なんか照れるね｣
翔くんが少し照れながら笑うと
俺も笑った
｢で、翔くんはどうするの?｣
翔｢早速レコーディングルームで
歌練習するよ｣
｢じゃあ俺はここでダンスするね｣
翔｢OK、じゃあまた後で｣
翔くんは笑顔で軽く手を振り
俺はその手に自分の手を振り返した
すると彼はレコーディングルームへ
入っていった
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8
ラッキー嵐メンバー＋ドラマキャラ
深山大翔（99.9）
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作者名：LiMe | 作成日時：2019年5月18日 18時
