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時刻は午後10時
晩飯を食べた後
俺は箸を置いてリビングを出ようとした
潤｢どこ行くの?｣
松潤が呼び止める
｢ちょっと練習してくる｣
俺はそう言い残し、寝室に戻る
──────────
寝室に戻りレッスン着と
ダーヤマちゃんから貰った
音楽プレーヤーを持って出ようとした
すると今度は翔くんが俺を呼ぶ
翔｢さ、としくん?｣
｢あれ?起こしちゃった?｣
翔｢いや、まだ起きてただけ
それより何処に?｣
｢ちょっとソロ練習してくるよ｣
翔｢そっか、頑張って｣
｢うん、ありがとう｣
俺は翔くんにそう言い残し
寝室を出ることにした
──────────
寝室を出た後
レッスン室で着替えると
軽く準備運動をしてから
音楽プレーヤーのイヤホンを外し
自分のソロ曲を流した
すると俺の身体は
勝手に動くかのように
軽やかに踊り始める
踊る度、床のフローリングが
キュッキュッと鳴り
しばらく踊り続けてると
段々汗が出てきた
せっかくだから
歌もやってみようかな
俺は次の曲を再生して
踊りながら歌い始めた
数分後、俺は息を切らしながら
音楽プレーヤーを止め
床に大の字になって寝転ぶ
歌唱力もダンスも
嵐だった頃とは少し違う感じがする
｢もっと練習しなきゃ｣
そう呟いた後
起き上がろうとすると
誰かが俺の横に来た
和也｢一緒に練習していい?｣
振り返るとそこには
レッスン着に着替えたニノが居た
｢ニノも練習?｣
和也｢うん、大野さんも頑張るなら
俺も少しはやった方がいいかなって
……いる?｣
彼は俺に水の入ったペットボトルを
差し出した
俺はニノからペットボトルを受け取り
キャップを開け
飲み口に唇を当てて
自分の喉に水を流しこんだ
さっきまでカラカラだった喉が
少し潤った気がする
ラッキーナンバー
8
ラッキー嵐メンバー＋ドラマキャラ
深山大翔（99.9）
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作者名：LiMe | 作成日時：2019年5月18日 18時
