8-18 ページ18
時刻は夕方5時50分
そろそろ俺達はニノの作戦通り
動かなきゃならない
ニノの作戦、それは以下の通りだ
１.俺と松潤、そしてニノが先に
高台の社に行く
２.俺と松潤は社の後ろに隠れ
ニノは社前で待機
３.翔くんが相葉ちゃんを
夏祭りに連れて
嘘を着いて社前まで連れて来る
ってわけだ
和也｢大野さん準備出来た?｣
ニノが俺に話しかける
｢うん、出来たよ｣
潤｢じゃあ翔くんに
先に行くこと言わないとね｣
松潤がそう言った後
俺は寝室に居る翔くんに話しかけた
｢翔くん、先に行ってく──｣
突然、俺から言葉が出なかった
その理由、それは
浴衣を着た翔くんが居たからだ
白い布地に桜の模様が入った浴衣
俺はその浴衣に見覚えがあった
この別荘の倉庫に眠ってた
アルバムの中の1枚の写真
多分、夏祭りの
社を背景に翔くんと同じ浴衣を着た
1人の女性が立っている写真
すると翔くんは俺に振り返り
急に顔を赤くする
翔｢あっ、智くん、居たの?｣
｢うん、ってかその浴衣って……｣
翔｢……母さんがくれたんだ
亡くなる前に
だから今日は着ていこうかなって
変だよな
男がこんな柄着てるなんて
ごめん、すぐ着替える｣
翔くんが浴衣に手をかけると
｢待って!｣
俺はその手を止めた
｢俺、そのままがいいかな……
翔くんのお母さんそっくりで
凄い綺麗だから｣
翔｢智くんって、褒め上手だね｣
翔くんが笑顔になる
｢じゃあ俺、もうニノと松潤で
社の方に行くから
相葉ちゃん来たら向かってね｣
翔｢うん、また後でね｣
そう言って翔くんが手を振り
俺も笑顔で手を振り
2人と一緒に社へと向かった
ラッキーナンバー
8
ラッキー嵐メンバー＋ドラマキャラ
深山大翔（99.9）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LiMe | 作成日時：2019年5月18日 18時
