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『……わたし、昨日の夜、たくさん考えたの。脳みそ、足らないくらい。』



玲「……うん。」



『私確かに、……玲於くんが、ずっと好きだった』









Aちゃんの、綺麗な声


……今だけ、今だけ独占させて




玲於くんって呼ぶ声が

大好きで大好きで、堪らない




好きだった

その言葉は、もう過去だから









『亜嵐くんは、いつもそばにいてくれた。玲於くんが私を突き放した日は、……特に』






突き放した日。……

俺はいつだって甘やかしてくれる、Aちゃんに甘えてた


どれだけ大切な存在かなんて、

知ろうともしなかったんだ









『亜嵐くんは、沢山の優しさで、私の冷えた心を温めてくれた』







俺は、優しさで包むことなんかできなくて

Aちゃんの心を、冷やしてばかりいたんだと思う。









『……なのに、消えないの……っ、れおくんが……』









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作者名:ぱぴこ | 作成日時:2017年9月26日 16時

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