. ページ35
You side
亜嵐くんが言った。
"俺の前では、無理しなくていいから"
その言葉に、何回救われただろう
私が悩んでる時
いつも亜嵐くんはそう言ってくれる
吸い込まれそうなくらい綺麗な瞳。
A｢……ありが、とう｣
雨がザァーっと降り出す。
玲於ちゃん、大丈夫かな。
ちゃんと、暖かくしてるかな……
すると、鼻をきゅんっとつままれる。
亜｢ほーら、そんな顔しないの｣
｢……え？｣
私そんなひどい顔してた……？
亜｢玲於は大丈夫だよ。もうちゃんと大人なんだから。｣
私の大好きなその笑顔。
｢ありがとうっ｣
私も自然に笑顔になれた。
.
亜嵐くんが、お風呂に入っちゃって一人の時間。
家に帰ろうと思ったんだけど、
亜嵐くんが"泊まっていこーよ！！ね！"て、
ずっと言ってくれて……断るわけにも行かず(笑)
携帯を開くと、3件の不在着信と1件のメッセージ。
全て玲於ちゃんから。
［ ごめん。 ］
一つだけ、だったけど。すごく嬉しかった。
でも、なんで謝られてるの……？私が悪いのに
なんて返事をしようか迷ってるうちに、
瞼が閉じて言った
.
Alan side
泊まってってお願いして、
いいよって言ってくれて
久しぶりに2人きりで、少し嬉しくて
お風呂の中で、人生ゲームでもしようかな、とか考えてて
お風呂から上がったら、この通り。
スマホもちながら寝てますよ
亜｢……ばか｣
携帯を覗くと、玲於とのトーク。
玲於がごめん。だって、可愛い。
自然と笑みがこぼれた。
Aをベッドに運んで、
俺は今日ソファだな、、なんて思って
携帯を弄っていたら
玲於からLINEが。
［どーしよ、謝ったら既読無視された、］
はは、寝てたからね
もう、２人可愛いんだけど……
お兄ちゃんとろけちゃうっ
［ だいじょーぶ、今寝てるよ ］
玲於に返信して、携帯を閉じた。
亜｢俺も寝よ……｣
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 955人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱぴこ(プロフ) - みおさん» そんなこと言って頂けて幸いです( T T )みおさんにドキドキしてもらえて玲於くんも喜んでます！（笑）1番なんてもったいないお言葉ありがとうございます( T T )みおさんのおかげで作品を作るパワーみなぎりました！ありがとうございます（笑） (2017年5月6日 1時) (
レス) id: 3d4b230d0a (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ(プロフ) - のんのんさん» ありがとうございます ！( T T ) 続編……！！！落ち着いたら作ろうかなとか思ってたりしちゃったりしてます……（笑）その時はぜひよろしくお願いします！ (2017年5月6日 1時) (レス) id: 3d4b230d0a (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 続編希望です！ (2017年5月3日 10時) (レス) id: 522e5f4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 続編作って欲しいです！ (2017年4月25日 6時) (レス) id: 522e5f4bc2 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - すごく楽しませてもらいました！！すごくドキドキしたし、1番好きな作品です！！これからも新しい作品待ってます！！ (2017年4月24日 23時) (レス) id: 7d4212a83d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：佐野ちゃん
| 作成日時：2017年3月31日 16時
