【鬼滅の刃】眠の呼吸【男主】

第1話・残酷 ページ6

炭治郎side


炭「妹だ！！俺の妹なんだ！！」


俺は暴れる禰豆子を抑えながら言った


禰「ｶﾞｧｱｯ!!!


ｶﾞｧｱｯ!!!ｸﾞｧｳ!!!」


？「”それ”が妹か？」


炭「…っ…」


するとその人はこちらにすごいスピードで近づいてきた


俺はすぐに禰豆子に覆いかぶさった


が、守ったはずの禰豆子は


その人に奪われていた。


禰「ｶﾞｧｧｱｱｯ!!!」


炭「禰豆子!!!」


？「動くな。」


俺は禰豆子を取られているため、大人しくすることしかできなかった。


？「俺の仕事は、鬼を切ることだ。
勿論、お前の妹の首も刎ねる。」


俺は必死に止めた



炭「待ってくれ！！禰豆子は誰も殺してない！！


俺の家にはもう一つ！！


嗅いだことのない誰かの匂いがした！！！


みんなを殺し…たのは、多分そいつだ！！！


禰豆子は違うんだ！！


どうして”そうなったのか”はわからないけど！！！


でも！！！」


？「簡単な話だ。
傷口に鬼の血を浴びたから鬼になった。


人喰い鬼は、そうやって増える。」


その人は、こちらを冷たい目で見下ろしながら言った。


炭「禰豆子は人を喰ったりしない！！」


？「よくもまあ、今しがた己が喰われそうになっておいて。」


炭「違う！！俺のことはちゃんとわかってるはずだ！！」



とにかく必死に訴えかけた



炭「俺が誰も傷つけさせない！！


きっと禰豆子を人間に戻す！！


絶対に治します！！」


？「治らない。


鬼になったら、人間に戻ることは無い。」


炭「探す！！


必ず方法を見つけるから！殺さないでくれ！！


家族を殺したやつも見つけ出すから！！


俺が全部ちゃんとするから！！


だから…！！！


やめてくれ！！！」




声が枯れるほど、必死に叫んだ

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