３７話。 ページ42
次の日、望月さんと衛くんと事務所を歩いていると、突然訪れた温もりと一緒に目の前が真っ白に染まった。
『わ、ぷっ…』
「やぁ、A。待っていたよ」
「隼くん…！」
「おい、隼…！！」
衛くんともう一人の声が聞こえたところで私の身体が解放される。髪の白い、黒のチョーカーをした、ツキプロの看板アイドルユニットのリーダー。
『Procellarumの霜月さん…』
隼「直接会うのは初めてだねぇ、衛のお姫様」
『おひっ、』
隼「早く会いたかったよ」
「こら隼、彼女を困らせるな」
「始くん！」
霜月さんの後ろから来たのは、これまたツキプロの看板アイドルユニットのリーダーで、霜月さんを止めてくれる。
始「おはようございます。…Aさん、であってますか？」
『あ、おはようございます！えっと、睦月さん…？』
始「そうです。Six Gravityのリーダー、睦月始と、こっちがProcellarumのリーダー、霜月隼です。」
隼「こんにちは、衛、A、皆人。」
望「おはようございます。お二人はどうしてこちらへ？」
望月さんが聞くと、睦月さんと霜月さん二人の視線が私と衛くんに注がれた。きっとサンプロ関係のことなんだと思う。
始「昨日、Aさんのことを月城さんと黒月さんから聞いたんです」
隼「奏も大も、もちろん僕たちグラビとプロセラもAのことは大切な仲間だと思っているよ」
始「俺たちも衛さんとAさんを守ります。」
「…ありがとう、始くん、隼くん…！」
『ありがとう、ございます…っ…』
お礼を言うと、霜月さんが私の手を取って掌を上に向ける。掌の真上に霜月さんが手を
『えっ、あ、』
隼「僕のおまじないをかけた特別なものだよ。常に持っていればいいことがあるから、しっかり持っておいてね」
「白の、アライヌくん…」
衛くんが呟くと、霜月さんはにっこり笑顔。ふと、時計を見た望月さんが、声を掛けてくる。
望「ではお二人とも、そろそろ行きましょうか」
『あ、はい！』
隼「じゃあまたね、衛、A」
始「今度こちらの寮にもいらしてください、あいつらも喜びます。…では」
霜月さんが手を振って、睦月さんが会釈をして別れた。私は掌に乗っている白のぬいぐるみを見て、衛くんを見る。
『…霜月さんって、何者？』
「俺もわかんないんだよね。ツキプロ入った頃に隼くんのプロフィールを見て後悔した覚えあるよ」
『へ、へぇ…？』
続く (更新停止中)
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aria(プロフ) - お久しぶりです！20歳、おめでとうございます！更新…楽しみです((がんばってください！ (2018年11月25日 8時) (
レス) id: 95462b63d7 (このIDを非表示/違反報告)
鶴宮。(プロフ) - 更新お待ちしております。菜月様のおかげで衛くんが好きになりました！ありがとうございます！ずっと応援しています(*´∇｀*) (2018年9月19日 23時) (レス) id: 879806e61a (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - はじめまして。私もガシャ引きました。10連引いたんですけどショタが一体も出ませんでした(;´д｀)友達はショタ出たらしく・・・。これからも頑張ってください。 (2018年4月2日 21時) (レス) id: 74019e0afd (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - 「藤村衛の妹は八重樫剣介に恋した模様」から、読ませていただいています！今回もとても面白かったです！更新、頑張って下さい！楽しみにしています！！ (2018年3月2日 10時) (レス) id: bb4480dc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜月 | 作成日時：2018年2月27日 13時
