３６話。 ページ40
涼「ちょっと待って、衛、Aさん。どういうこと？」
剣「サンプロ、何がしたいんだよ…」
私と衛くんは寮に戻って早速昂輝くんたちに伝えた。涼太くんの後ろから何とも言えないオーラが溢れ出てるし、剣介くんにも珍しくオーラが溢れ出てる。
昂輝くんは無言で立ち上がってキッチンに篭ってしまった。
「コウくん…」
『…社長はツキプロの看板アイドルにも伝えるって言ってたの』
剣「まじ！？それって完全に潰しにかかってない？」
涼「いいんじゃないかな。…サンプロ社長には何の遠慮も要らないよ」
『怖いよ涼太くん。』
怪しい笑みを浮かべた涼太くん。その直後、再び共有ルームがすごい音をたてて開いた。
涼「うるさい」
空「ごめん！！Aさん、サンプロ戻るの！？」
『戻らないよ！？』
望「よかったぁぁあ！！！」
『何でそんな話になってんの！？』
守「ちょっとまだ話終わってないからね？」
宗「モリの話を聞け〜」
SOARAが集結。在原さんはスマホを片手に神楽坂さんと宗像さんと一緒に入ってくる。在原さんが持ってるスマホの画面には「若月さん」「通話終了」と載っていた。
宗「さっき若月さんが、社長へAさんをサンプロに戻すような手紙が来たことを言ったら空がこっちに走って来やがったんだよ」
廉「守人先輩、続きをお願いします」
守「うん。…若月さんがね、Aさんを守ろうって言ってたんだよ」
望「えっ」
空「守る、守る守る超守る！！！」
全力で首を振った大原さんと七瀬さんは、私の元に走ってくる。そして私の手を掴んできた。
望「俺たち、Aさんがいてすんげー楽しいよ！」
空「絶対サンプロに戻さないし！！」
『大原さん、七瀬さん…』
「それさんせー！」
声のする方を見ると、壱流くんと壱星くん…QUELLが立っていた。その後ろにはSolidSの皆さん。
『壱流くん…！？』
流「俺らもAがいなくなんのやだよ！」
星「俺たち、Aさんと話すの楽しいんです」
志「Aは俺たちの家族同然だ」
翼「ダーリンってばお熱いねぇ。でもまぁ、まもちゃんのだーいじな嫁さんだからね！」
『皆さん…』
涙が溢れそうになるのを止めていたのに。
剣「俺たちで守ろうぜ！」
涼「誰がサンプロにAさんを渡すのさ。ね、コウ？」
昂「あぁ。」
「…A、」
『まもる、私っ…』
衛くんは私の身体を抱き締めてくれて、その温もりを感じた私は、衛くんの腕の中で泣いた。
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aria(プロフ) - お久しぶりです！20歳、おめでとうございます！更新…楽しみです((がんばってください！ (2018年11月25日 8時) (
レス) id: 95462b63d7 (このIDを非表示/違反報告)
鶴宮。(プロフ) - 更新お待ちしております。菜月様のおかげで衛くんが好きになりました！ありがとうございます！ずっと応援しています(*´∇｀*) (2018年9月19日 23時) (レス) id: 879806e61a (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - はじめまして。私もガシャ引きました。10連引いたんですけどショタが一体も出ませんでした(;´д｀)友達はショタ出たらしく・・・。これからも頑張ってください。 (2018年4月2日 21時) (レス) id: 74019e0afd (このIDを非表示/違反報告)
支葵美乃 - 「藤村衛の妹は八重樫剣介に恋した模様」から、読ませていただいています！今回もとても面白かったです！更新、頑張って下さい！楽しみにしています！！ (2018年3月2日 10時) (レス) id: bb4480dc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜月 | 作成日時：2018年2月27日 13時
