彼とラジオ ページ20
「──…A、」
『んぅ……』
「A！！」
『はい！！！！』
気持ちよく夢の中。だったのに起こされました。
夜に。夜に起こされましたよ。
「今日、俺仕事で舞台稽古と撮影があるんだけどどうする？」
『んー…行ってもい？』
「ん、黒月さんに伝えておくね
朝ごはん作ってくるから準備しておいてね」
ツキプロ。の中とか見てみたいし、夜の仕事してるところとかも見たいからね。付いていこうかと思います
.
.
.
.
.
って。
『はづ…、陽がいるとか聞いてないんだけど！』
陽「俺だって知るかよ！今日は夜と同じ仕事だし！！」
10時過ぎ。迎えに来た黒月さんの車に乗り込むと、助手席になぜか陽がいた。
「Aってば、陽の名前出したら行かないって言うでしょ？だから言わなかったの
Aは見学だからね、陽」
『ええええ…』
陽「なんなんだもう……」
「ほらほら、嫌そうな顔しない！」
動くぞ、という黒月さんの声のあと車が動きだして進んでいく。車内は静かで、聞こえるのは車内のラジオだけ。
そんなラジオからいつも聞く声が聞こえてきた。
恋『はいはーい！CMを聞いてた人、お待たせしました！！引き続きツキラジ。のパーソナリティーを務めさせて頂きます、Six Gravityの如月恋と！』
駆『同じくSix Gravityの師走駆がお送り致します！！』
静かな車内に響く彼らの声は、いつも聞く声とは違っていた。だからなのか、私はその声に聞き入っていた。
恋『本日のメッセージテーマは『最近あった不幸なこと』です！今日もたくさんのメッセージが来てますよ、駆さん！』
駆『最近あった不幸なこと、ね…俺的にはほとんど毎日不幸だけれどね？』
恋『昨日は凄かったよね…』
駆『グラビとプロセラを繋ぐ階段で躓いて後ろにいた恋に衝突して、恋が倒れて後ろにいた海さんに支えてもらっちゃったりとか
プロセラ共有ルームを出ようと思ったら、なぜかいたコロッケの足を踏んづけちゃったり、とか』
恋『あれ、海さんがいなかったら大事故だよね、うん。コロッケ怒ってたなあ…』
駆『機嫌直してくれたのか、寝るとき布団に入ってきたよ
さ、雑談はここまでにしてメッセージ読んでいきましょー！』
明るい２人の声を聞いてると、不思議と笑みが零れていた。それに気付いた夜は私を見る。
「すごく明るい２人だよね」
『うん。すごく元気もらえる』
そう言うと夜は微笑んだ。
事務所に着くまで、私は２人の声を聞いていた。
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葵ラヴっ!! - 夜のＳっぷり最高です！やっぱ好き！ギャップ萌ぇええええええええええ!!なんか隼可愛そう… (2018年8月20日 15時) (
レス) id: d1699736c5 (このIDを非表示/違反報告)
Hina - 夜くんのSはめっちゃヤバかったです！いつもは可愛い夜くんなのに彼女の前だと独占欲強めのSっ気な彼氏にめっちゃギャップ萌えでした！これからもめっちゃ頑張ってください！ (2018年4月16日 10時) (レス) id: d1eca872ed (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 美夜♪さん» かわいさとＳっ気 を混ぜるのはちょっと難しかったりしますけど、俺の趣味の産物()なので頑張ります！！！！ (2017年3月20日 3時) (レス) id: 77805aabb3 (このIDを非表示/違反報告)
美夜♪ - またまたコメント失礼します。夜くんやっぱり可愛い♪陽とのやり取りも面白かったです!楽しみにしてます。更新頑張ってください! (2017年3月19日 2時) (レス) id: 116df085ca (このIDを非表示/違反報告)
菜月(プロフ) - 桜姫さん» コメント、閲覧ありがとうございます！！！！！ドSな夜くんがもう…愛おしいです………！！！ (2017年3月13日 2時) (レス) id: 77805aabb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜月 | 作成日時：2017年3月1日 8時
