凸凹サマー《Sano Reo》2

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隼｢別に付き合ってるわけじゃねぇけどあそこまで否定しなくてよくね……？まじ俺だけ好きみたいじゃん……いや、そうなのかな……｣




『え？』




隼｢てかあの犬っころと近づきすぎだろ……いや俺の物じゃないけど……言う資格ないけど……え、俺彼氏じゃないからアイツフリーってこと？は？｣





『なに？どういうことっ、』






隼｢玲於がさっきまでぶつくさ言ってたこと｣









……やっぱり否定しすぎたのは駄目だったんだな、

不安にさせてる、玲於のこと、、









隼｢っあー！！！！！｣






頭の中がぐるぐるしてもう、

視界までぐるぐるしそうになったとき


隼がおっきな声で叫んだ。









『びっくり、したじゃん、、』


隼｢あ、ちょ、ごめん！謝る！泣かないでって！｣









さっき少し止まった涙は
またボロボロと流れてきて
掬っても掬っても、指が足りないの。









『……ちが、ごめん、っ』



隼のせいじゃないのに、
隼の申し訳なさそうな顔に、
また涙があふれる。



なんで私はみんなを
こんな顔にしかできないんだろう









隼｢あーーでも言い過ぎちゃったよなぁ。アイツ泣きそうになってたもん、、はぁ、、嫌われたわおれ、、サヨナラ俺の一目惚れ｣





隼｢あいつの笑った顔、俺また見せてもらえるかな？｣









喋り口調を忠実に再現してる隼は
玲於にすっごくにてて


仲良しだなぁ、なんておもわされて




……玲於のこと嫌いなんかじゃないのに









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