03. 青い監獄への招待状 ページ3
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「なんだ、コレ。」
「あ、玲王にも届いてた?私にも似たようなの届いてたんだよね〜」
ヒラヒラと白い封筒をチラつかせ近寄ってくるA。
2人揃って中を見ると、
「あれ、玲王たちも届いてたの?」
そこへふらりとやって来たのは、俺が誘い一緒にサッカーをやっている凪誠士郎。
その手には、俺たちと同じように白い封筒を持っていた。
「やっぱりおまえも?」
「うん、でもめんどくさい〜……」
「ふぅん?玲王と凪は日本一のストライカーのタマゴとして。私はマネージャーという名の雑用係として、ね。」
「サッカーって事はさ……冴さんに会えるのかな」
「ワンチャンあるなら、私行く!」
「玲王たちは?ワールドカップ優勝したいなら、勿論行くよね?」
口元に弧を描きながら笑うA。3人分の封筒を手にしているということは、俺たちに拒否権は与えないと言っているようなものだ。
「あぁ、当然だ!な、凪!」
「めんどくさいけど……Aと玲王が行くなら行っておく……」
「よし!けってーい。出してきちゃうね〜」
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作者名:刹那 | 作成日時:2022年12月27日 15時