好き。12 ページ13
『んっ…』
紅覇様が私の首元に顔を近付ける
何故こう言う状況になっているのか分からない
『こ、はさ、ま?』
少し息が上がった
小さく深呼吸をする
紅覇「…ごめん、どうかしてたよ。なんかお前の事好きみたいだからさぁ」
そう言われて体がおかしくなった
もっと近づきたい
もっと触れたい
もっと触れられたい
けれどその衝動は抑えた
好きじゃない人とそんな事
『…誰だって気が可笑しくなる時ありますよ。大丈夫です』
そう言うと腕を引かれた
そして首元にキスをされた
何か針をされたような痛みが走る
紅覇「婚約した同士なんだから、いいでしょぉ?」
そう言うと嬉しそうに部屋を出て行った
それと同時に緑凛が入ってきた
緑凛「姫様⁉何故、紅覇様が…」
『緑凛』
緑凛「はい?」
『私の首、何かついてる?』
緑凛「首ですか?…あ、はい。赤いあ、と…えぇ⁉」
緑凛は顔を赤くさせた
驚くところなのかな
緑凛「姫様、紅覇様に襲われて…」
『・・・かも』
緑凛「え?」
『これ、嬉しい、かも』
首についた跡を触りながら言った
なんで、嬉しいんだろう
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あかり - 白龍の小説楽しみにしてます! (2018年9月23日 1時) (レス) id: 4ed8280624 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - パラダイスさん» ありがとうございます!感動できる作品になれてよかったです! (2017年7月16日 15時) (レス) id: eaef1a36b2 (このIDを非表示/違反報告)
パラダイス - 最後まで読ませて頂きました。感動しました。これからも頑張ってください。! (2017年6月17日 22時) (レス) id: 5dff955fd8 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢瑠 - ユフィさん» ありがとうございます!紅覇カッコいいですよね、分かります! (2017年2月14日 18時) (レス) id: ca75cfa5e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユフィ(プロフ) - こんばんはです。こちらの作品も読ませてもらいました!最後のところは紅覇さんカッコ良かったです! (2016年10月22日 22時) (レス) id: fb1a49826a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛夢瑠 | 作成日時:2016年7月1日 23時