・ ページ5
今日の7時間目は急遽生徒会任命式になった
体育館に全学年集められる
周りはイケメン5人が壇上に上がるらしいと騒いでいる
「ねぇ、正直めんどくさいんだけど?」
凛「私は目の保養になるから別にいいかな〜って思うけど?」
「イケメン見たってなんもないじゃん。この時間寝てたいよ」
凛「清々しいほど興味無さそうね」
「だって、興味無いもん」
凛「ほら、始まるから静かにしな?」
「はーい…」
先生【えっと、生徒会任命式を始めます。新役員の5人は壇上に上がってください】
周りがざわめき始める
なんかのLIVEですか?レベル
2『どうも。新しく副会長になった1年の小笠原海です』
(ふわぁ…眠くなってきた)
私は眠気に負けそうになり
いいや、寝てしまおう。そう思った瞬間
5『君に決めた!』
大きな声が聞こえてみんなの視線が私に向けられた
凛「ちょっと、A起きて!!」
凛が私を揺すってくる
「んん…なに?眠いんだけど…」
凛「A、なんか指名されてる!」
「へっ!?」
私は一気に眠気が冷めた
壇上の方を見るとドタドタとこちらに走ってくる2人がいる
5『ちょっと着いてきて』
7『ごめんな?』
「え?なになに?」
私は意味がわからなくてパニックになり、2人に引っ張られるがまま壇上に上がった
すると、1番端に立たされて
2『たった今決まりました。生徒会長はこの人です』
生徒会長…?私が…!?
「はぁ!?」
全校生徒も、先生方も驚いている
3『いやー、俺らに興味無い人に生徒会長やってもらおうと思ってたんすよ』
4『先輩、興味無さそうに寝てるから』
5『それを、俺が見つけたってわけ!』
7『いきなりで驚いてるよな。ごめんな?』
「いや、ちょっと待ってください!私やりたくないです」
2『もう、決定事項なんだ。ごめんね?』
えぇ…なんというか
「横暴…」
5『ということでよろしくね!』
7『先輩、名前なんて言うんですか?』
「鈴木Aです…」
私はこの人たちから逃げられないのを悟り、大人しく名前を教えた
99人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蓮華 | 作成日時:2020年6月20日 17時