生徒会長始めました(雑用係) (ページ11)

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掲示板にプリントを掲示してから、私のタブレットには予約のメールが届きまくる

通知オンにしていたのだけれども、たくさん来すぎて慌てて通知を切った

授業中には送られてこないのが幸いだ

放課後になり、生徒会室へ行くとまだ誰もいなかった

私は置いてあるソファーに座りタブレットを見る

明日の人選ばなきゃなんだけど、、
「最初って誰選べばいいの？」

え？何を条件に選ぶの？私の勝手で選んでいいの？

1人悶々としてると

ガチャ
生徒会室のドアが開いた

3『なんでそんなに難しそうな顔してんすか？』

あ、えっと…
「稜雅くんだよね？」

3『もう名前覚えたんですね。そうです、稜雅です』

「最初にデートする人選ばなきゃなんだけど、誰にすればいいかわからなくて」

3『最初は個人に選ばせたらどうです？』

「なるほど…。で、稜雅くんはどんな人がいいの？」

3『俺は特にないですかね。出来ればうるさくなくて、ゲーム好きで、ベタベタしてこなくて、、、』

いや、めっちゃあるやん
「じゃあ、最初の人は自分で選んでもらうことにするから。はい、これ稜雅くんへ予約した人の一覧」

3 『こんなにいんの！？』

「１人決めてね～」

稜雅くんにタブレットを渡すとさっきの私と同じように悩んでるw

3『うーん…』

稜雅くんが決め終わった頃、皆も来たので、皆にも選んでもらった

メールを明日の朝送れば仕事は完了する

今度からは私が選ばなきゃいけないと思うと荷が重いしめんどくさい

ほかの女子には一緒にいられて話せるのいいな～って言われてるけど

正直に言って男子といるのはあんまり好きではない

だから、この生徒会室での時間は苦痛になると思ってた