目黒くんの妹ちゃんは欲しがり

２＆少し作者 ページ2

朝食を終えるとそれぞれ各々で活動を始める。

お父さんは仕事,お母さんは買い物。

俺はスマホでTikTokを見たり録画したメンバーの出ているドラマなんかを見て時間を潰した。

昼前,Aが後ろからトントンと肩を叩いてきたので,振り返るとインドアなAにしては珍しく,よそ行きの格好をしていた。

「お兄ちゃん,ちょっと出掛けてくるね」

『どこ行くの』

「ん。友達と勉強会」

よく見ると大きめのリュックを抱えていた。

『気をつけてね』

と,声をかけたすると

「ねえちょっと待って」

そう言うとリビングの机に無造作に広げられた文房具を見ながら何か言いたそうにしていた。

OFFとはいえバラエティー番組の事前アンケートや台本の読み込みをする時間は必要で,これはさっきまでやっててそろそろ片付けようかと思っていたところだった

そしてきらきらとした目で言った。

「そのペン一本だけちょうだい？」

♡作者コメント♡
突然失礼します(T_T)
まずはこんな小説と出会ってくれて有り難うございます😭
あと寝てる間にランキングにお邪魔したっぽいのでそれも有り難うございます!!微かに信じられません 笑
来年度から本格的に受験の年を迎えるので息抜き程度にぼちぼち更新していこうと考えてます！
更新は亀もびっくりの遅さだと思いますが自分なりに頑張りますので暖かい目で見守って頂けたら嬉しいです！

あとお星様,ハート,お気に入りやコメントなどお待ちしてます！

2023,3,21 めろちゃむ

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