太宰さんに話しかけたい【文スト】

ていく２ ページ5

「えっと、ナンノコトデスカネ国木田さん」



「…………俺がやるk



「やります私がちゃんと渡しますぅううう！」






ﾊｧｱｱｱｱｱｱｱｱ

てかあの太宰さんが私の後ろに居るなんて……
ききききききんちょうで手汗がああああ！

ん？手汗？






「ｱ」



「………………」






今私の手のなかには、太宰さんに渡す予定の書類。
その手がもし水分を出していたら…………どうなる？




無論、書類オワタ。






「…………国木田さん」



「……意地でも渡せ。意地でもだぞ！！」



「はいぃいいい！？」






そ、そんな！！
私の手汗マミレの物体なんて、元マフィンみt((様のお手に触れさせる訳にはいきません！！！←






「さっきから話に着いていけないのだけど？」



「は、え、とですねっ。一寸した失態を………






ﾋｮｲｯ






ファｯ!?」






スポッと見事に抜き取られました。

手汗の割には意外にスムーズだったな。
もっとｶﾞｶﾞｶﾞｯとなるかと←






「…………此れは何かな？」



「えっと、ですねぇ…………

(書類についている水分が私の手汗なんていえない)


だ、太宰さんに渡す予定でありました大事な大事なお書類を、先程人間のクズである私なんかが茶で汚してしまいましたものでございます本当に申し訳ございません!!!!」






恐ろしくて目を合わせれなかった為机に向かっていたが、今度は後ろに居るであろう太宰さんの方に180°体を回転させて地面に頭を擦り付ける←

この前はスライディングだったが、今回は普通バージョンでぇす★


……とかやっている場合ではない。



少し顔を上げ彼の顔を確認した後勢いよくまた地面に戻した。



無表情………………だと！？

怖い！！逆に怖い！！
まだ笑われた方がマシだわコンチキショー！！！！！！！！！






「………………………………ぶっ」



「What……!?」



「っ君…………ぶふっ、本当面白いね…………ふふふっ」






＿＿ジョウキョウガ、ハアクデキマセン。

な、なんか笑ってるよ此の人！！！
かのマh(( 様も笑うのか！！！





さて、あの太宰さんが笑っているぞ！？
Aはどうする！






▼一緒に笑っておく
▽机に向かう
▽逃げる←






Aは【一緒に笑っておく】を選んだ！






「ふっ、ふふっ、あははっ」



「…………あのAが太宰の前で笑っている!?」



「「おぉおお」」






この後書類渡し直しました。






太宰さんに渡したい【成功】！

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