太宰さんに話しかけたい【文スト】

太宰さんの寝顔が見たい ページ21

前回の衝撃的出来事からはや一週間がたった。


変わったこと？
ふふ、それは勿論…………







「敦、あのね、クレープ食べたい」


「いいよ鏡花ちゃん、此の仕事の帰りに買ってこようか？」


「えっと、そうじゃなくて………一緒に食べに行きたい、な。」


「あ、そ、そそそっか！」







お分かりだろうか。
そう。
つまり。





探偵社に、リア充、成立しました。







「ｸﾞｧｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ」


「煩い！！！おいA、変な声ばかり出すな！！！」


「だってぇ！国木田さんは思わないの！？社内でこんなｲｯﾁｬｲｯﾁｬｲｯﾁｬｲｯﾁｬしやがってクソが気が散るったらありゃしないんだよリア充爆発しやがれぇえええええええって！」


「思わん！！貴様の奇声も同じくらい邪魔になってることを忘れるな！！」






酷い、酷いよくにえもん！
同じ非リア同士仲良くやろうと誓っただろう！？←






「じゃあ鏡花ちゃん、一寸仕事に行ってくるから、終わったら一緒に行こう？」


「……うんっ」






少し顔を赤くして微笑む敦君の言葉に、鏡花ちんはいつも見せない無邪気な幼い笑顔で返す。

くっ、これが、これが“恋してる顔”なのか！？
嫌々それだったらな私だって恋してるんだからな！わかってんだろーな！
まだリア充じゃあないけどなぁあああっorz


一人で騒いでいると、リア充の片割れ(♀)が近くにやって来た。






「一寸、A」


「なんだよリア充と話すことなんか………(;つД｀)」


「リア充…………？其れより、さっきから電話なってるけど、良いの」






ん？電話？
ええ、とっても良くないよ。←






「ありがとん教えてくれて♥」


「キモい」


「くっ、」






そんな毒舌な君もキャワいいn((ﾌﾞﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ
うっせーんだよ携帯電話とやら！仕事中にかけてくるとか何処のどいつだオラ！！

え？仕事してないじゃんって？
今日の仕事はリア充を貶すことなんだっ((ﾄﾞﾔ

………はい。いい加減にします。





「もしもし名前と用件を3秒でお願いします」


『太宰さんは何処だ』


「そのﾎ★ﾓ発言は……久しいねピュア乙女ﾔﾂｶﾞﾚｶﾂｶﾚｰ！！」


『太宰さんは何処だ』


「久し振りなのに酷いなぁ………て、おい貴様！何故番号を知っている？！」


『太宰さんは何処だ』


「ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”ｱ”」









* * *




終わり方←
太宰さんの寝顔をみたいリクエストです！
ﾔﾂｶﾞﾚ君久しいのぉ♥←

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それでも愛してる信子さん

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