永瀬ちゃん

ケンカ? ページ50

【玲緒菜】



どこか遠くで“玲緒菜”って呼ぶ声が｡


真っ白な世界での一人ぼっちは怖くて｡


声のする方に歩いていく｡


でも姿は見えなくて｡



玲緒菜「廉!玲音!!みんな!!!」



声の限り叫ぶ｡









目が覚めると目の前には心配そうな顔が8コ｡



玄樹「玲緒菜!!」


廉「玲緒菜!」



代わる代わるみんなに名前を呼ばれる｡

なんの儀式?(笑)



玄樹「玲緒菜､なんでここにいるか分かる?」


玲緒菜「LIVEの練習してて…


って!LIVE練習は!?」


廉「それどころじゃないよ

お前､いじめられてんの?」



イヤだ｡知られたくない｡

しかも廉のお前呼びって結構怒ってる｡

でもこんなところでバレたくない｡

誤魔化さなきゃ｡



玲緒菜「そんなわけないじゃん!」


廉「じゃぁその痣は?」


玲緒菜「これはっ…!」


廉「殴られてたんじゃないの?」


玲緒菜「違うっ!」


廉「何が違うの?」


玲緒菜「これはっ…!

ぶつけたの」


廉「はぁ?お前そんな嘘通用すると思ってんの?」


玄樹「ぶつけたんならわざわざ長袖着てまで隠さなくて良いのに」


廉「隠すってことは知られたくなかったんだよね?

そのわけは?」


玲緒菜「っ…｡」


廉「殴られてんだろ?」


玲緒菜「だから違うって!」


紫耀「でも､この状態じゃそうとしか考えられないじゃん!」


玲緒菜「紫耀まで…

みんな信じてくれないの?」


勇太「ごめん｡今の玲緒菜信じられない」


玄樹「俺も｡」


優太「俺も｡」


海人「俺も｡」


玲緒菜「っ!

なんで?なんで信じてくれないの?」


玄樹「この状況じゃ､ね?」


玲緒菜「もう知らない!(布団かぶる)

もう帰って!LIVEの練習してて」


廉「お前無しで練習しろって?」


玲緒菜「できるでしょ

それにティアラちゃんたちがっりさせちゃいけないの一番わかってるのは廉達でしょ｡」


廉「そうだけど…」


玲音「とりあえず練習してきて｡

玲緒菜のことは俺に任せとけばいいから」


廉「でも…」


玲音「大丈夫だから」


廉「わかった｡

終わったらまた来るわ｡

────────────────

まいど!☆ゆゆまる☆です!

皆さんアンケートへのご協力ありがとうございました｡

そしてお気に入りも100人越え!嬉しい限りです｡


早いものでもう移行です｡


中途半端なところで申し訳ないですが移行後も読み続けていただけるとありがたいです｡


そして移行前にお星様をポチッとしてくださるとありがたかったりします｡



それでは移行先で｡

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