#14 ページ14
・
その後、なんとかご飯を作り終えた私
《いただきま〜す！！》
嬉しそうにご飯を頬張る紫耀くん
「…どう？美味しい？」
《うん！！めっちゃ美味しい！！A天才やなぁ〜》
そう言いながら私の頭を撫でてくれる彼
それにもまたキュン、と来ちゃって
《んふ、A可愛い》
ポンポンッて
少女漫画でよくあるような
頭をポンポンしてもらって、私の心臓は再び高鳴る
これじゃいくつ心臓があっても足りない
《Aもはよ食べ〜美味しいよ？》
「…うん、いただきます、」
紫耀くんにドキドキしながら、なんとかご飯を食べ終え
「紫耀くん、先お風呂行ってきていいよ」
《いいの？じゃ先行ってくるー！！》
今日は金曜日
うちの会社は基本土日が休みなので、明日はお休み
次の日がお休みの時に彼が家に来た時は、必ずと言っていいほど泊まって帰る
いつしか、それが当たり前になっていた
半同棲…までは行かないけど、この1年で紫耀くんが来たときに使うものがたくさん増えた
歯ブラシ、コップ、お布団、タオル、スエット、その他諸々…
なんとなくだけど、もし紫耀くんと結婚したら、こんな感じなのかな…なんてふと考える、
プロポーズされた訳でもないのに、浮かれすぎか、私は。
1人で心の中で突っ込む
そんなこと考えながら、後片付けしてると
ガチャ
リビングの扉が開いて、
《あ〜さっぱりしたー！次A行ってきていいよ〜》
上半身裸にバスタオルを首からかけ、頭をガシガシ拭きながらやってきた
そんな彼の姿にまたドキッとする
《…なぁに、俺のことそんなに見て》
彼の男らしい身体に見惚れてた私に、少しイタズラっぽく聞いてくる
「…え、いや、そんな…に見てないよ」
なんだか急に恥ずかしくなって、目を背ける
すると私の元へ近づき、耳元で囁いた
《気持ちいの、したくなっちゃった？》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mayu(プロフ) - かなとさん» 申し訳ございません、外し忘れていたので、外しました。ご指摘ありがとうございます。 (2019年9月22日 23時) (
レス) id: 44305a08c4 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。違反だという意識はないんですか？ (2019年9月22日 22時) (レス) id: 1e7c2ecc39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mayu | 作成日時：2019年9月22日 22時
