no.85 ページ36
「じゃあ一回家寄ってからAの家行くね」
「うん！！」
今日から、廉君と紫耀くんが家に来てくれる…
廉君と紫耀君が来る前に早く家に帰ってお菓子用意しないと
家に帰ってリビングでお菓子を用意していたらインターホンが鳴った
ドタバタと玄関のドアを開けると廉君と紫耀君がニッコニコで立っていた
「やっほ〜！！」
「ちょ、寒いから入っていい？？」
「あ、うん！どうぞ！」
廉君は珍しくリュックを背負っている
紫耀君は廉君よりもちっちゃいリュック
3人でリビングでなぜか熱中して"たぬきの言いなりゲーム"をしている
「あの、私はのんびりやろうとしてたんだけど…？？」
「魚釣り大会面白っ！！もっかいやろうよ！」
「ええよー」
紫耀くんのキャラクターがなぜか超美少女…
廉君は廉君っぽい男の子、私は理想の清楚系女子！
「はぁ〜、魚釣り大会面白かった〜！！」
「紫耀一番下手やったやん」
「廉が稼いでくれるからいいの！！」
「アハハ、もうそろそろ夜ご飯食べよっか！」
"たぬきの言いなりゲーム"をしてたらもう外は暗くなっていた
私がキッチンに立つと、紫耀君は椅子に座って餌を待つ子犬のように見てくる
「そ、そんな期待しないでね…？」
「Aちゃんのおべんといつもおいしそうだもん！
廉から聞いたけど自分で作ってるっぽいよね！」
"廉から聞いたけど"って言葉に心臓がぎゅーんとなり廉君の方へ頭を向ける
廉君は何も聞いてなかったような顔をして、んー、何？と呟いた
いや、廉君は紫耀君に私の話とかするんだ！？
意外と廉君の頭の中に私がいつもいたことが嬉しくなり口角が上がるのを我慢できない
こんなニヤニヤしてる顔、見られたくなくて下を向いてニンジンを切ってたら――
「これ、Aの小さい頃？」
と、廉君が引き出しの上に置いてあるものを見ながら言った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 187人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまおのおっかけ(プロフ) - かいとんさん» ありがとうございます( ；∀；)去年からお付き合いいただき嬉しいです(〃ω〃)私の感覚でほわほわ主人公ちゃんにしようと思ってて、可愛いと感じていただけて感激です！かいとんさんに楽しんでいただけるようこれからも精進します*\(^o^)/* (2020年11月4日 16時) (
レス) id: a92b2d00a4 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 俺のこと好きなんちゃうん？から読んでました！これからの展開が楽しみです！主人公ちゃん可愛いな〜と思いながら読んでます！頑張ってください！ (2020年11月3日 15時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たまおのおっかけ | 作成日時：2020年11月3日 0時
