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no.76 ページ27

2人ともドライヤーを済ませ、温かい体で廉君の部屋へ向かう


実はさっき、、、廉君に髪を乾かしてもらって…





「前から思ってたんやけどさ、Aってロングとかにせんの?」


突然そう言われ、咄嗟に鏡で自分の髪型を確認する


ゴムでくくれる長さだけど、うっとうしくないくらいって美容室で言ってるから

肩を少し超えたくらいになるんだろうけど…


廉君はロングの子がタイプなのかな?



「あーいや、今のAもかわいいねんけど

 Aはロングも似合うと思うねん!」



――って言われたから、頭の中で自分がロングになった時の姿を想像する


生まれて一度もロングになったことがないから想像つかなかったけど

少なくともテレビに出てるアイドルみたいな清楚系にはなれないだろう



「そ、そうかなあ??

 …でも廉君がそう言うなら伸ばしてみようかな…??」


「そやね!!よくできました」


廉君はニコッと笑って頭ポンポンをしてきた

髪もきれいに乾かしてくれて、部屋へ向かう





「お待ちかねの〜〜

 プレゼント交換の時間でございまーす!!」


廉君が盛り上げて拍手もしている

廉君は真っ黒のもこもこなパジャマに身を包んでいる

部屋の隅っこでは一緒に飾りつけしたツリーが輝いている



…廉君、私が選んだプレゼント喜んでくれるかな??



「ん、Aからちょうだいよ」


「え??」


同時にじゃなくて?って思ったけどとりあえずカバンの中からプレゼントを取り出した


私が廉君に用意したプレゼントはアロマディフューザーだ



いつも廉君はほっぺがぷにぷにだからこれでもっとぷにぷにになってくれますように…!!




「はい、開けてね!!」



私が手渡した大きなラッピングされた箱を手に取って見つめると


「ありがとう」


とボソッと言ってからラッピングシートを破らないようにきれいにリボンを解き、


「…わ、何これ」


と感嘆の声を漏らしてからニコッと微笑み私に抱きついてきた



それはいつもよりも優しく、温かい



「俺のために選んでくれたん」


「…うん!」


「…俺の事よくわかってるやん

 さすが俺の彼女、Aやな」


右耳が廉君のふわふわした声を聞き取って真っ赤になる



「喜んでもらえて…うれしい!」


「ふはっ、次は俺からAにやな」



そう言って廉君はクローゼットからプレゼントを取り出し、

小さい頃夢で見たサンタさんのように優しく手渡してくれた

no.77→←no.75



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設定タグ:永瀬廉 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
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たまおのおっかけ(プロフ) - かいとんさん» ありがとうございます( ;∀;)去年からお付き合いいただき嬉しいです(〃ω〃)私の感覚でほわほわ主人公ちゃんにしようと思ってて、可愛いと感じていただけて感激です!かいとんさんに楽しんでいただけるようこれからも精進します*\(^o^)/* (2020年11月4日 16時) (レス) id: a92b2d00a4 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 俺のこと好きなんちゃうん?から読んでました!これからの展開が楽しみです!主人公ちゃん可愛いな〜と思いながら読んでます!頑張ってください! (2020年11月3日 15時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまおのおっかけ | 作成日時:2020年11月3日 0時

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