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no.60 ページ11

あっという間に星咲祭当日


リハーサルでは何とか間違えずにいけたけど、本番は保護者とかも見るから

緊張が倍になって心臓の鼓動が響いてしまいそう…



「A、手グーにしてだして」


本番直前、廉君に言われて右手をグーにして出した


「いっぱい練習してきたんやから、一緒にがんばろな」


そして廉君のグーにした左手でグータッチをした


優しく当ててくれて、廉君の笑顔から温もりを感じた


今の寒い季節も夏に変えてしまうくらい!



それから廉君が私と同じ高さになるように少ししゃがみ


私の両目を綺麗な目で見つめてから


頭ポンポンを微笑みながらした


「…さ、そんなんで顔真っ赤なっとったら本番どーすんねん」


笑いながら言われて、私は両手をほっぺに当てた


もうすぐ本番だっていうのにもっとドキドキさせられちゃった…



「あーここにいたんだ!

 俺が作ったこの制服、Aちゃんにぴったりだと思う!」



劇のことを考えてたら紫耀君が私のもとへ走ってきた


手には黒基調とした制服を持っていた


赤い胸元のリボンが指し色になっていてとってもかわいい



「傷もきれいに治ったし、ギリギリ似合うな」


紫耀君が言ったことと対照に廉君はにやりと笑う


「き、着替えてくるね!」


多分2人は着替えた姿が早く見たいだろうから、更衣室へ行って着替えることにした



多分その間に廉君も着替えてるはず…



廉君の衣装はまだ一回も見たことないからどんなのか楽しみ!





…あれ?


「玲奈ちゃん…?!!」



廊下でばったり、玲奈ちゃんに会った

しかもあの廉君と紫耀君の戦いの日以来見てなかったし

そもそも授業に参加していないから心配していた



「…あ、Aちゃん」


「最近学校に来てないけど、どうしたの?」


私が聞くと、玲奈ちゃんは一瞬言うのをためらった


けど、目線を地面に向けたまま



「いつか言わなきゃいけないと思ってたんだけど、

 転校することになった」



と、誰も予想だにしなかったことを言った――

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設定タグ:永瀬廉 , King&Prince   
作品ジャンル:恋愛
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たまおのおっかけ(プロフ) - かいとんさん» ありがとうございます( ;∀;)去年からお付き合いいただき嬉しいです(〃ω〃)私の感覚でほわほわ主人公ちゃんにしようと思ってて、可愛いと感じていただけて感激です!かいとんさんに楽しんでいただけるようこれからも精進します*\(^o^)/* (2020年11月4日 16時) (レス) id: a92b2d00a4 (このIDを非表示/違反報告)
かいとん - 俺のこと好きなんちゃうん?から読んでました!これからの展開が楽しみです!主人公ちゃん可愛いな〜と思いながら読んでます!頑張ってください! (2020年11月3日 15時) (レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たまおのおっかけ | 作成日時:2020年11月3日 0時

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